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働くシニア、働けるうちはいつまでも働きたい

2023年5月2日00:30付けの日本経済新聞電子版「働く高齢者の貯蓄増加」によると、65歳以上の勤労者世帯(2人以上)が2022年に貯蓄に回した額は月平均11万円と、10年前の3倍超になったとのことです。

働くシニア(本文ではシニアとは、高齢者といわれている65歳以上の方を指します。)と意識について、令和4年版高齢社会白書から以下が読み取れます。

  • 働くシニアの比率が上昇したことが、平均賃金を押し上げた

  • 働くシニアは収入を伴う仕事をポジティブに考える

シニアの人口

令和3年10月1日現在で、シニアは日本の人口の約29%です。

データ:令和4年版高齢社会白書

働くシニアの比率が上昇

2021年は2011年と比較して上昇しています。
 上昇率:65~69歳で14.1%、70~74歳で9.8%、75歳以上で2.1%

引用:令和4年版高齢社会白書

65~69歳の男性の約6割、女性の約4割が働いている

働いている人の割合は、性別による差があります。
 男性:60~64歳で82.7%、65~69歳で60.4%、70~74歳で41.1%
 女性:60~64歳で60.6%、65~69歳で40.9%、70~74歳で25.1%

引用:令和4年版高齢社会白書

現在収入のある仕事をしている60歳以上の人の約1/3は、働けるうちはいつまでも働きたい

現在収入のある仕事をしている60歳以上の人は、65歳を過ぎても働きたい人が9割近くいます。

引用:令和4年版高齢社会白書

収入の伴う仕事をして、生きがいを感じている

収入の伴う仕事をしている人の方が、生きがいを感じている人の割合が多く、「十分感じている」「多少感じている」を合計すると8割を超えます。

引用:令和4年版高齢社会白書

引用資料 令和4年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府 (cao.go.jp)

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