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公園をみんなで楽しく育てていくって、平和をもたらす尊い活動なんじゃない?

こんにちは!
「推しの公園を育てる!」読んでるよ〜、見たよ〜!の声をもらうと、ひとつひとつ飛び上がるくらいうれしくなってる最近です。ありがとうございますー!

京都で数年前から、公園をみんなで面白く活用しちゃおうという取り組みが行われているのですが、その仕掛け人である京都市役所の葉山和則さんにお会いすることができました。ずっとお会いしたかった方。わーい、やったー!

公園の話をいろいろして、推しの公園本を一緒に書いた跡部さんと、本と、一緒にパチリ。撮影は我が家の小学生ボーイが大活躍。

京都市が公民連携で公園を利活用していこうという実験

京都市の公園を舞台に、行政と民間が連携して、公園を面白く活用するアイデアを社会実験としてやってしまおうという「公民連携公園利活用トライアル事業(通称:おそとチャレンジ)」。その仕掛け人が葉山さん。

宝ヶ池公園や竹間公園などいくつかの公園で行われてきた取り組みで、みんなで食べたり飲んだり歌ったり、お茶会やったりDJやったり、いろんな世代が楽しそう。たとえば船岡山公園ではこんなOPEN PARKイベントが行われていたり。

禁止事項ばかりじゃなく、公園をもっとみんなで思いっきり使っていこうよ!という流れはあちこちで始まっているけれど、公園に賑わいを作ろう→人がいっぱい来るようにして盛り上がっちゃえ→ともするとわーっと人が来てまた去っていくというただ上澄を消費するだけのイベントを煽るという暴走になってしまうところを、そうじゃなくて、近所の人たちと一緒に公園の日常のお手入れからやりながら、あんなことこんなことみんなで楽しいことやってみようと、地に足つけて根っこを張ってやっているのが、この京都のみなさんの素敵なところ。

しかも、若者も子どももお年寄りも企業もみんなで。普段から公園を育ててるこの人たちだからこそ、ここまでできる!を実現している。

これは、丁寧なコミュニケーションの積み重ねがあってこそできることなんだろうなぁ。きっと簡単なことじゃない。でもちゃんとやっている。

「愛護活動を盛り上げる」という最高の裏テーマ設定

京都は公園愛護会の発祥の地のひとつと言われるくらい、古くから公園愛護協力会の制度があって、普段からたくさんの人たちが公園のお世話をしている。でもやっぱり高齢化や自治会の加入者減などで、先行き暗めという現実がある模様。

その現実をスルーせず、普段公園をお手入れしてる愛護協力会や自治会なんかの地元の人たちと、公園で面白いことやってみたい若者や企業をいい感じに混ぜてミックスして価値を生んでいるところがとても素敵。誰もが来ていい、いていい、地域の庭である公園だからこそできる異質のミックス。

実際、既存の公園愛護協力会の活動に若者や企業が入って、一緒に活動をするという動きが始まっているそう。

伝統と革新のクリエイティブシティ京都、公園のこれからにも注目です。

志を同じくする仲間が増えるってうれしい!

地域の公園をみんなで守り育てる、しかも楽しんで!という公園ボランティアに、若者も子どもたちもみんなで関わっていこうよ!それがきっと良い未来に繋がっている!と信じて動く仲間がいることは、本当に心強い。

しかも私たちのこの活動が、10年後の良い景色をつくる、平和をもたらす尊い活動だと言っていただけて、ジーン。

思いの共通項がある人の存在はうれしい。地域が違っても、立場が違っても、いろいろ違えば違うほど、それぞれの場所からいい感じにしていけるから。上からの指令でドーンと強制される時代じゃないし、思いの共有と多様で有機的な繋がりが最強。ちょっとずつ広げていけたら最高。

推しの公園を育てる!育て方も、関わり方も、楽しみ方も無限大。ですね。


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