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私たちは奪っている〜心理的高揚感とエネルギー

こんにちは!アロマ心理学開発者大島鶴枝です。

本日は、聖なる予言第3章『エネルギー』第4章『権力闘争』から、私たちの思考で作られるエネルギーの移動について。お伝えしていこうと思います。

『聖なる予言』は、物語です。

南米ペルーの森林で古代文書が発見され、9つの写本と呼ばれる文書を主人公が、まるで何かに導かれるかのように、人との出会いを通して、学び、精神的な成長をしていく物語です。

ニュートン力学で定義された宇宙の理

聖なる予言に登場する物理学者は、これまでの人類の存在理由、宇宙の定義が覆されたことによって、

目に見えるものは信用できない、人がはっきりと、物体として認識しているもの(人間の体、動物の体や植物の草木など)で実証、研究し、

あらゆるものに名前をつけ、宇宙がどのように働いているのかを発見しようと研究をしたと伝えています。

イングランドの物理学者アイザック・ニュートンは、

『宇宙は巨大な機械のようなもの。常に予測可能な方式で動いている』

と結論づけ、世界から不確実なもの、神秘的なものを排除する理論を提唱。

今まで信じられてきた迷信的なもの、日本でも、『黒猫は不幸を呼ぶ』とか、『夜に口笛を吹くと蛇が来る』といった合理的な根拠を欠いているものには何の因果関係もなく

全て、『偶然』であり、宇宙の理とは何の関係もないと定義したのです。

量子力学とアインシュタイン

聖なる予言に登場する科学者は、このように伝えています。

量子力学とアインシュタインの発見は、ニュートン力学の定義を覆すものとなりました。

私たちが固体としてみているものは、エネルギーの塊であり、それが物質として止まって見えているということ。

でも、その固体は、空っぽのスペースを一定のパターンでエネルギーが駆け巡っている波動によって作られている。

量子力学は、物質は素粒子にでできており、その周りを特有の波打つエネルギー(波動と呼ぶ)を持っていると提唱し

宇宙の基本物質は、全てのものにエネルギーがあり、ニュートンが定義した原則とは違い、人間の意思と期待に順応するということを定義づけたのです。

つまり、私たち人間の意思が、他の物質、他者に影響を与えるといったことがわかったのです。

今まで、迷信として扱われていたもの

例えば、『黒猫は不幸を呼ぶ』といったことも、大いなるエネルギー体(大いなる存在、それを一般的には神と呼ぶ)からのメッセージであり、

そのメッセージに人類が気がついてきたから、このような迷信と呼ばれるものが存在するのではないでしょうか。

この新たな定義では、物質が持つエネルギーを触る私たちは、その物質から発せられるエネルギーの影響を受けているということになります。

スピリチュアルの分野でも、好きなもの、心がワクワクするものに囲まれた生活をすると、そのものから影響を受け、自分のエネルギーが生産できると言われています。

この地球に存在している『目に見えるもの』も分解すると、全て素粒子であり、それは特有のエネルギー(波動)を持っている。

お気に入りのものを、喜んで使うことで、その喜びの波動が物質に伝わり、それによって、その物質がいい波動を纏い、使う人に良いエネルギーを与える。

喜びや幸福感で使ったものは、その物質と良い影響を受け合って、より良いエネルギーを生むということになるのですね。

逆に、よく使わないものに囲まれていると、そのものから悪い波動をもらい、心に悪い影響があると言われます。

エネルギーは、人が発する心の状態を循環させますので、使わない物は人があえて、そばにおきながら、その存在を否定しているようなもの。

その波動を使わない物たちが、その否定的な波動の影響を受け、それによって、エネルギーの循環が起き、使わない物から悪い波動を受けてしまうということなんですね。

私たちのエネルギーはどこから来るの?

私たち人間は何かしら動いて生活しています。

仕事をしたり、家事をしたり、育児をしたり、散歩したり、ジムに行ったり・・・。

その度に、『心』が動いているということ。

気がついていますか?

例えば、仕事が楽しかったら、『仕事をすぐにしたい』とやる気という『気』が発生し、それによって、仕事をバリバリこなせるとしたら、

『心』が動いているから、そのエネルギーによって、仕事をこなすことができるという行動は、自分の『心』が『エネルギー』を生み出していることになります。

でも、反対に、仕事に行きたくないと思っていて、それでも仕事に行かないといけない場合

『心』は行きたくないと行動するのを嫌がり、それでも仕事に行かなければいけないという、エネルギーが生み出せていない状態で、活動しなければいけないということになるのです。

では、人間は、どうやって自分の心で生産できないエネルギーを生み出して、活動しているのでしょうか。

他人から奪うことでエネルギーを生産する人類

私たちを取り巻く全てのものと、エネルギーを交換しながら、生きている。

それは、私たちの生活に欠かせない『物』だけの話ではありません。

幾度となく関わってきた他者との関係でも、同じように影響を与え合っているのです。

例えば、いつも笑顔が素敵な人と出会うと、こちらも笑顔になるといったことはありませんか?

自分が落ち込んでいても、元気な人に会うと、帰り際には元気になったような気がする。

それは、他者から良いエネルギーをいただいた証拠なのです。

その逆で、自分が笑顔でも、相手がムスッとしていて不機嫌だと、こちらも不機嫌な気持ちになってしまう。

これは、関わる相手に、快活なエネルギーを奪われたから起きる『心』の状態です。

つまり、人が発している心の状態が、関わる人に反映されてしまうということです。

そして、自分が関わる人からも、その人の『心』の状態によって、大きな影響を与えられてしまう。

よく、スピリチュアル業界で言っている、エネルギー泥棒といった言葉は、他者が自分たちからエネルギーである『愛』を奪う行為のことを指すのですね。

大きな国同士の戦争から、個人個人の争いまで、人類の約8割の人は、自分の心で生み出せないエネルギーを他者から奪い、エネルギー源として、活動しているのです。

聖なる予言では、このように伝えています

「我々人間は、いつも相手をなんとかうまく操ってやろうという状態をとっています。また、情況や話題がどうであれ、会話の主導権を握るために、必要なことはなんでも言おうと待ち構えています。

誰もが相手を支配する方法を見つけ出し、その出会いで優位に立とうと追い求めているのです。

それに成功して、自分の意見が通れば、落ち込まず、心理的な高揚感を味わうのです」

つまり、人間が、相手を出し抜き、支配しようとする理由は、全て心理的高揚感を得るためだと伝えているのです。

人間が競争したり議論したり、互いに傷つけ合ったりする時、そこには、勝って『高揚感を得る人』と、負けて『敗北感を得る人』のふた通りが存在します。

勝った方が、負けた方のエネルギーを奪い、負けた方は勝った方に、自分のエネルギーを奪われる。

この他者からエネルギーを奪うという行為によって、多くの人々は、他人を犠牲にして、自分を満たすために、人を操ったり、否定したりするのです。

果たして、人類は、この他人から奪ったエネルギーで、活動するということの本当の罪を理解することができる日が来るのでしょうか。

戦わないという守り方

嫌な相手が自分を卑下し、自分を侮辱する行為そのものには、自分からエネルギーを奪うということをしてきているのだと理解できます。

では、どうしたら、嫌な相手からエネルギーを奪われないようになるのでしょうか。

それは、戦わないということです。

つまり、最初から負けてみるということです。

なぜ、最初から負けるということがエネルギーを奪われない理由になるのでしょうか。

まず、相手は、負けた相手の落ち込んだ姿を見ることで、心理的高揚感を得ているわけですから、

初めから負けるという行為は、自分が自ら『選んで負けている』という状態を作り出し、自分の精神的落ち込みを軽減できるということになります。

初めから負けるのを選んでいるわけですから、落ち込まないですよね?

すると、相手は、エネルギーを奪えないことに気がつき、別の相手を探すようになるのです。

初めは、自分のエゴも、相手に負けたくないという気持ちを促進しますから、悔しい気持ちになるかもしれませんが

慣れてくると、相手が必死に、自分を負かそうとしていることが客観的に見え、クスッと笑えますよ。

ぜひやってみてくださいね

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