おもしろい文章ってなんだ。
ズッキューンと、めちゃめちゃ刺さったことばがありました。
塩谷さんのnoteはそこを伝えたいんじゃないんですけど、局所的に刺さったので、そのお話です。
何かを伝えようとするとき、そこにある事実をもれなく並べないと、と思ってしまうんですよね。間違っちゃない。
でもそれって「おもんない」んですよ。
インフォメーションが詰まった文章は、正しいし、間違っちゃないんだけど、おもんない。説明書って絶対正義ですけど、別におもしろさを期待して読まないですよね。
人の感情とか、空気感とか、匂いとか、記憶とか。そういう、カタチの無いものをくすぐられることが、おもろいと感じるんだと思います。
あ、別におもろい感覚って、笑えるものだけでなく、ジーンときたり、悲しくなったり、奮い立ったり、いろいろひっくるめて、おもろいだと思います。
じゃあ、おもろい文章、ってなんなんでしょう。
やっぱり、
なんですよね。
これって、何を伝えたいかっていう視点で見ちゃうと、インフォメーションの幕の内弁当に近づくじゃないですか。
でも仕事なんかではよく「で、何を伝えたいの?」って言いがち。それはそれで大事なことですし、その視点は今でも持ち続けています。
でも、場合によっては、説明しても伝わらない、インフォメーションでは表層しか理解できないことってあるじゃないですか。
説明書って必要なものですけど、たとえば趣味の話って、説明されてもちんぷんかんぷんじゃないですか。
やんないですよね。うん、やんない。絶対やんない。
どうでしょう。マニアックですね(笑)
今これを書いてて分かったことがあります。海外ドラマのマネをすればいいんですね(違)
後者の文章は、前者にくらべて情報量は少なくなっています。だってオフサイドトラップの快感しか言ってないからね。
「何を伝えたいか」ばかりを考えていたら、インフォメーション満載の幕の内弁当を書いてしまう。「あいつをチームに加入させるには、心のどこを動かせばいいんだろう」と、ほんとうは考えるべきですよね。
相手の心をちゃんと動かすことができれば、おのずと目的に向かっていく。
おもろい文章って、受け手の心が動く情景、をイメージさせられる文章のことなんじゃないか。
そう思います。
んでは。
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