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表裏。

過去の詩の振り返りです。

苦しみの中の光

毒を吐き出して

悶え苦しんで

すべてを闇に変えた

悪魔は微笑んで人の世に不幸の連鎖をもたらす

心が濁っていては見えない明日

苦しみもがく

不平等ながら奇跡が起きて

人生を好転させた様に見えた

悪と善は表裏一体

どちらにもすぐ裏返る

パズルのピースを埋め尽くしても

真っ当な考えには至れない

人々はもがき苦しむ

苦しみの中からしか明日の光は生まれない

2018.10.2


常に光のあたる場所は存在せず、この世界には表裏が存在し、幸・不幸が繰り返し訪れる。

闇がないと光は存在せず、悪がいなければ善も存在しない。そんな不可思議な混沌としている世界。それを当たり前のように生きている我々も、何とも不可思議な存在だ。

人はよく「何のために?」なんて疑問を抱くが、そもそも「何のために?」なんて疑問を抱く意味もないような気がする。

ただ、人はそこに在るだけだ。ただ、日常を生きているだけだから。


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