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どうして今の大学を職場として選んだのか

大学の規模や知名度


 身も蓋もないことを言えば、日本で一番だから選びました。どのような観点から一番かは読む人のご想像にお任せします。

もっと細かく書くと、以前のnoteで話したとおり大学職員になりたいと思うようになり、そこから就活を始めても間に合う大学、かつ、希望に沿った大学だったので選びました。

一番に拘った理由は「将来、転職する際に規模が大きいところから小さいところに行く方が楽だろう」と考えたからです。例外はあれど、転職の事実で大手から中小・ベンチャーへの転職と中小や零細企業から大手への転職だったら基本は前者の方が楽です。ですので、転職する際に履歴書に今の大学の名前が書ければ、とりあえず書類は通るだろうなと考えて、選びました。

実際に地元の私大に転職しようか考えていた時期があったのですが、書類は通り、最終面接まで行きました(その間に地元に戻る気が無くなったので、最終は辞退しました。)

余談

 経歴が大切なも事例をもう1つ紹介すると、日本IBMに行った友人がその会社を選んだ理由も国際的知名度でした。将来は海外で働くことも視野に入れていたその友人は、IBMであれば、他の国でも知名度があり、経歴上有利に作用するからと戦略を練っていました。その後、彼女は有言実行し、縁もゆかりもない異国でCVに書かれているIBMの文字をきっかけに興味を持ってくれた企業と出会い、面接を経てしっかりと外国で就職しました。

学歴から経験主義へ…なんて言葉も見かけますが、履歴書の経歴って第一印象で有利になることって普通にあります。ここを読んでいる人だって、タイトルでこのnoteを読むことを決めていませんか。中身が大切なのは必須ですが、その中身を見てもらおうと思ってもらえなければ意味がないです。だから経歴は大切なんです。

将来を考えて


 この点に関しては、私は自分の将来と大学の将来の2つの側面から考えました。まずは自分の将来について。私は、就活当時から将来は結婚を考えている人とお付き合いしていました。私の就活時は、彼の就職先は未定でしたので、先に述べたように結婚を機に自分が転職する必要が出てきたときに、経歴上、転職に有利と考えられる職場を選びました。
 
相手は旧帝大理系大学院生で、本人の希望を聞いていると働き始める直前まで全国どこの勤務地になるか分からない状態でした。そして、私より2年後に就活を始める予定でしたので、私は色々と考えました。この人と結婚するとなると、仕事を辞めるのは合理的に考えて私の方、なぜなら私が外資系大手コンサルや大手金融機関などいかない限り、お給料は彼の方が高いから。そして、今の日本社会の現状なら女と男、どちらが結婚を理由に仕事を辞める時、めんどくさくないか、などなど。

転職する可能性があることを考慮して、今の職場なら先に述べたように転職しやすいだろうと判断しました。でも、それ以外のことも考えていました。「大学生のうちに結婚する前提で相手の都合で就職先を選んで、結果別れたらバカだよね」と。

もちろん、お互いに将来結婚する前提で過ごしていましたよ。でも、ただ付き合うのと結婚するのとではハードルが違います。ムカつくことに2023年になっても、結婚とは家と家の結びつきです。そんな古い考えなんてまだあるの?と思うかもしれないが、こればっかりはあなたとパートナー(候補)の価値観だけでは済まず、その親と縁を切ってもいない限り、こういう考えを持った親世代の説得すら必要になります。地方の田舎の長男なんて未だに「成人後は〇〇家のために稼ぐ存在」なんて思われてることあるのです(私の旦那)。ここらへんの話を書くと長くなるので、また後日。

とにかく、あなたと恋人がお互いに結婚したいと思っていても、ままならない事態になり得るのが結婚という儀礼。それなのに、私は将来この人と結婚したいから、それを想定した職場選びをするというのは考えが甘すぎる!そのため、私は就職先選びにもう1つの条件を加えました。それが自分の納得のいく業界で働くことでした。異動しやすかろうが、生保会社とかは自分が働くイメージがわいてこなかったので候補に入れていなかったです。「自分の納得のいく業界」を見つけるまでは紆余曲折があり、時間がかかって、最終的に大学業界にたどり着きました。(ここらへんの紆余曲折はnote記事『大学職員になった理由①』で書いているので、もしよければご覧ください。)

まとめると、私が今の大学を選んだ理由は、大学業界が自分の就職先として納得のいく業界であり、かつ、業界1位だからです。ちなみに大学職員になりたい人が選ぶ大学としては1位ではないのがミソ。今も変わっていなければ、おそらく私大のM大学(超人気なので超難関)。

以上、職場を選んだ基準でした!読んでくださり、ありがとうございます。

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