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接客業からの転身!異なる経験を活かし、多様なメンバーを輝かせる方法とは?【わたしのキャリアストーリー#11】

パーソルダイバースでは、「障害者雇用を成功させる。そして、その先へ。」をミッションに掲げ、多様な社員が活躍しています。

”わたしのキャリアストーリー”では、多様性を尊重する組織で異なるバックグラウンドや経験を持つ社員が、どのように活躍し自己成長を遂げているのか、社員のインタビューを通して紹介します。

11回目は、パーソルダイバース 受託サービス第1本部 PRO受託事業部に所属する黑木 龍也。
彼のキャリアは、スポーツ用品店でのアルバイトから最終的には店長まで昇進。12年間勤務しました。

その後、特例子会社であるパーソルダイバースになぜ転職したのか。現在はオフィスポート業務の指導や人材育成の分野で力を発揮し、どのようにして多様なメンバーをまとめ、成果をあげているのかインタビューをしました。

【プロフィール】黑木 龍也
スポーツ用品店で学生時代にアルバイトを経験後、その後就職。最終的には店長として、店舗運営やスタッフのマネジメントに携わる。2022年3月にパーソルダイバースに入社し、受託サービス第1本部 PRO受託事業部に所属。グループ会社であるパーソルのグループ会社に常駐(豊洲フロント内)し、オフィスサポート業務の指導や人材育成に従事しており、2023年4月からは、チームリーダーとして活躍。

■オフィスサポートの仕事とは?


━━パーソルダイバースに入社する前は、スポーツ用品店ではたらいていたんですね。

こちらでの経験は黒木さんのキャリアにどのような影響がありましたか?

特に、店長に就任してから、人材育成においてやりがいを感じた経験が、今のキャリアに深く影響していると思います。

私はもともと運動が好きで、学生時代に地元のスポーツ用品店でアルバイトをしていました。

接客業は自分の性格に合っていたし、好きな分野ではたらくことができていたので、そのまま就職しました。お客様とのやり取りを通じて、顧客サービスや商品知識を身に着ける貴重な経験をしました。

店長に就任後は、従業員の接客の指導や育成、売り上げ管理など店舗運営のためのマネジメントにも力を注ぎました。

私が育成した人が成長し、活き活きとはたらく姿を見る事に、とてもうれしい気持ちになったことを今でも覚えています。

━━それでは、当社に入社したきっかけを教えてください。


次のキャリアについて考えたとき、自分が育った環境を振り返り、これまでの経験が活かせる仕事とは何かを考えました。

そのとき、パーソルダイバースを知りました。

私の弟には知的障害があり、身近な環境で障害のある方々と接する機会がありました。障害のある方が、自分らしくはたらくことをサポートしながら、自分も一緒に成長していけたらと思い、入社を決めました。

━━現在の業務内容を教えてください。


現在は、パーソルプロセス&テクノロジー本社オフィス(豊洲フロント内)に常駐して、オフィスサポート業務を担当するチームに所属しています。
私はチームリーダーとして6人の障害のあるメンバーの指導や、グループ会社から業務の依頼があった場合の業務設計に携わっています。

メンバーの具体的な業務は、郵送・社内便・重要書類などの電子保管(書類のPDF化)、発送物の封入や宛名のラベル張り、貸与物の回収、備品管理などのバックオフィス業務です。直近では、パソコンのキッティング業務(設定・ソフトのインストール)なども対応しています。

どの仕事もテレワークでは対応できないため、オフィス出社が原則の業務となります。

━━実際に障害のある方とはたらいて、どのようなことを感じましたか?


パーソルダイバースでは、精神障害を中心に社員の7割以上がさまざまな障害のある方がはたらいています。

その中でも、私が所属するチームは、知的障害のあるメンバーが多いことが特徴です。適切な言い方ではないかもしれませんが、純粋で素直だなという印象があります。

コミュニケーションや業務指示をするときは、短くてわかりやすい言葉を使い、ゆっくりと伝えるようにしています。
また、業務に集中できるように、一日の業務内容や担当者をホワイトボードに書いて見える化しています。間違いや失念によるミスを減らす効果があります。

メンバーのほうが私よりも社歴が長いため、入社した当初は、業務やオフィスことなど教えてもらう機会も多く、障害者とはたらくことが凄く大変だと感じたことはありません。

それよりも、私の想像を超える成長をメンバーは見せてくれるので、「こんな仕事もできるんだ」という驚きを感じています。

同じ業務でも、メンバー個々の特性があるため、すぐに習得できる人もいれば、時間がかかる人もいます。そのため、各人の得意な業務に配慮して分担することもありました。

しかし、私が昨年チームリーダーになってからは、得意ではない業務でも時間をかけて指導することで、まだ全てではないですが、ほとんどの業務をメンバー全員がこなせるようになりました。

━━どのようにしてメンバーの力を伸ばすことに成功したのですか?


まずは、失敗を恐れずに一緒に挑戦してみようと伝えています。成功したら、しっかり褒めることを大切にしています。

 
もし、失敗した場合には、「なぜミスが起きたか」「どうすればミスは防げたと思う」などと、短く簡単な言葉で、ゆっくり質問をしながら、メンバーが自分で解決策を考えるように促しています。
 
また、業務の手順はマニュアルに書かれていますが、私が注意した点や、理解しにくい部分は、メモをしてわかりやすく工夫するようにと伝えています。

もちろん、業務を習得する過程では、何回も同じことを教えて、同じ業務を繰り返すこともあります。でも、自分なりのマニュアルを見れば自力で解決できる力を身につけるように指導することで、力を伸ばすことに成功しました。

━━最後に、この仕事のやりがい・今後チャレンジしたいことを教えてください。


この仕事のやりがいは、メンバーの「できること」が増えたときに感じます。
 
メンバーは、集中がとても高く、成功するまで一生懸命努力して、何回も実践して経験することによって理解を深めることが得意です。そのため、私が教えた分だけ、できることが増えていきます。

メンバーが成長を実感できるように、できることを増やすための方法を考えることは、自分自身の成長にもつながると思います。
 
だから私も、それぞれの特性に合わせた可能性をどんどん引き出していきたいと思います。

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