∮15 persimmonの空間デザインを考える

イメージ素材集め

2023年2月のとある朝。
僕はコメダ珈琲店でモーニングセットを食べていた。

その日の僕の目的は、persimmonの空間デザインを仮決めすることだった。

ブックオフで購入した部屋のデザインに関する5,6冊の雑誌の読みながら、persimmonのイメージを考えていた。5,6冊の雑誌の中から、自分の好みの部屋のページに折り目をつけていった。

僕はアイスミルクコーヒーをちょっとずつ飲みながら、2時間ほどかけて素材集めを終えた。

北欧風やクラシックな部屋のページにはあまり折り目がつかず、ビンテージ系にたくさんの折り目がついた。多分僕は、そういうのが好きなんだと思う。ビンテージが何か分かっていないけれど。

僕の中の北欧のイメージ
僕の中のビンテージのイメージ

店内レイアウト

イメージ素材集めが終わったので、僕は店を後にした。

家に帰って少しくつろいでから、次は店内のレイアウトを考えることにした。そのレイアウトがこちらだ💁‍♂️。

店内レイアウト(薄くてごめんなさい)

1月に行った大阪のインテリアショップのお姉さんがレイアウトを作るときに書いていた「奥行き」なるものを真似て書いてみたのだが、なるほど立体感がでる。

次回はもうちょっと上手に描きたいが、まぁ良しとしたい。


店内イメージ

次に、ホームセンターで買ったクレヨンを使って、レイアウトにカラーを付け加えてみることにした。

十何年ぶりに使ったクレヨンでのお絵描きは、書く前に想像していたよりも、はるかに楽しかった。
小学校や中学校、高校の頃の図工とか美術とか、もっとちゃんとやりたかったなと。今になって思う。

1時間ほど夢中で書いた店内のイメージがこちらだ💁‍♂️。

店内イメージ(いろんな向きでご覧になってみて下さい)


【手前側:入口、カウンター、本棚】

左下の入口から店内に入ると、右手にはカウンターがある。
僕はそこに座ってお客さんに挨拶をする。
カウンターの壁にはレンガのタイルシールを貼りたい。
カウンターの上にはネオンをつけて、夜はpersimmonをmoodyに輝かせたい。

カウンターの右側には、大きな本棚を置きたい。
自称ブックソムリエとして、お客さんの好みに合わせた本の紹介をするのが一つの夢だ。


【右側:ラック、掲示板、レコードプレイヤー】

右壁面には、CDやDVD、レコードなんかを置きたい。
レコード鑑賞会や、映画上映会をするのも一つの夢だ。(手続きが地味に大変そうではあるが、できないことはなさそうだ。)

ラックの上側には、掲示板を作って色々なイベントの告知をしたい。
大人が自分達の好みのサークルを作って、夜な夜な集会をし始める、なんていうのはいかがでしょうか?

真ん中にあるテーブル席を使って、ボードゲームをしたり、読書会をしたり、パーティーをしたり。

僕は10月に、10人ほどで仮装して集まって、ハロウィンパーティーをするのが一つの夢だ。(夢は、いくつあっても問題はない。はずだ。)


【左側:スツール席】

左壁面にはスツールを4つ置くつもりだ。青と水色で書いてあるけれど、実際には違う色を置くと思う。

一人で小説を読みながら、本の世界に浸かる。PCを開いて、黙々と仕事を進める。少し飽きてきたら、本棚や掲示板を眺めに行く。カウンターにいる僕に話しかけてみるのもいいだろう。もし話しかけてもらえたら、きっと僕は喜ぶと思う。


【奥側:ソファ席】

奥のソファ席には大きな窓がある。その大きな窓際のソファには、カップルや親子さんたちに使ってもらうのが良いのかもしれない。

窓からの眺めがまた良いのだ。この景色は、persimmonの強みになると僕は考えている。

夜になったら、レオナルド・ディカプリオのような熱い眼差しをした男性と、キャリーマンガンのような気品のある女性に、このソファ席で素敵な時間を過ごして欲しいと思う。



店内イメージを書いたことで、より妄想の解像度が高まったように感じる。
今後は、もっと妄想を広げる&解像度を高めていきたい。そして、3月になったら、再現性高く妄想をお店に落とし込んでいきたいと思う。


ではまた次回。


今日のおすすめ

今日のおすすめは、水野学さんの「一番大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書」です!

最近、僕は職場の人から「君はどうやってビジネススキルを学んでいるの?」と聞かれました。

そのときに僕は「本です!!」

と即答したのですが、その時に職場の人にお薦めしたのがこの本でした。

後は、佐藤可士和さんの「佐藤可士和の打ち合わせ」も一緒にお薦めさせてもらいました。


クリエイターやデザイナーの方々って、すごく特異なことをやっているように僕達は想像しがちです。そういった方も、もちろんいると思います。ですが、本を読んでみると、このお二人はすごくロジカルだし、スマートに仕事をしている印象を受けました。


僕は水野さんの本を読むまで、段取りについて本当に誰にも教えてもらったことがなくて、本当に「なんで誰も教えてくれなかったんだろう?」と思ってしまいました


記事の本文の「イメージ素材集め」も、水野さんの本に書いてあったことを実践してみたものです。

この他にも、日々の仕事や生活に役に立つ教えがたくさん書いてあります。
もっと仕事を上手にやりたい!、もっとクリエイティブを発揮したい!という方にオススメです!!

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