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韓国に行った話 〜番外編〜

Hello〜 ペリーです。
番外編です。※画像無し、文章長め。

ホテルへ戻り、楽しかった1日を締めくくろうとしたその時、小さな思い出となる出来事が起こりました。

ホテルにサウナ付き大型浴場があると事前に知っていたため、せっかくなら試したいなと思ったのです。
矢印案内に従って進んだ先には男女に分かれた(そりゃそうか)浴場が。
電気消えている、まぁ時間遅いからね…でもスイッチ押せばついた、誰もいないし逆にラッキー、などと考えながらロッカーに荷物を預けたのでした。
シャワーを浴び、さぁサウナへGo!と飛び込むと、なんか寒っむ!この空間で一番寒い。
驚いて温度表示に目をやると、そこには「32.0℃」と。低っく笑。私の体温より低いや。そりゃ寒いはず、おっかしいな〜あれれ〜と思いながら仕方なくもう一度シャワー浴びて(寒いので笑)、脱衣所に戻りました。 

するとロッカーの鍵が開かないではないですか!

この時点でiPhoneはロッカー内、着替えも当然中にあり、私は酔いから醒めるように急に辛い現実を突きつけられたのでした。

「とりあえずフロントに電話しよう」
気持ちを落ち着けるためにわざと大きな声に出して呟き、緊急電話のボタンを押しました。

応答したのは明るく感じの良いホテルマンさん。
「どうされました?サウナ?ああ〜申し訳ありません、コロナでサウナは休止中ですー!どうも!」(※英語)
切らないで!韓国語の話せない私は拙い英語で、いま自分が誤ってサウナに来ていること、なんならシャワーも浴びちゃったこと、ロッカーが開かなくなったことを一方的に説明しました。
※いま思えば日本人も多く泊まるホテルなので普通に日本語で話せばよかった。通じたはず。焦ってた。

「ああ〜ではお客様はいまサウナにいるということなのですね!わかりました、スタッフが向かいます。」(以下全て英語)
ほどなくして、くまのプーさんのような可愛らしい技術スタッフが到着。鍵と対峙しはじめました。しかし、しばらく格闘するも開かず。どこかへ電話し、こちらを向いてすまなさそうにペコと会釈し、トスンとその場に座りこんで待機しはじめてしまいました。何この人可愛い。
つられて私もトスン。その辺にあったサウナ着を着といて良かった…。

しばし無言の後、プーさんスタッフの電話に着信が。&もう1人のスタッフ到着。
複数の人に助けを求めたのか、ダブルリスクヘッジとは手際が良いなプーさん、と感心する私を尻目に、電話で指示を受け始めるプー。
めちゃくちゃ早口な韓国語だが、なんとなくニュアンスがわかり、明らかに「とにかく鍵を奥にギュッと差し込んで力一杯回せ」と言われていました。
指示に従順に従うプーさん、力一杯回しはじめました。大丈夫かよ…。

開いた笑。

カ、カムサムニダ…と恥ずかしそうに何度も呟きながら荷物を出す私。
またしてもペコリと会釈するスタッフ×2名。

その場でヒヤリハット対策を話しはじめるスタッフたち。仕方なくストリップを披露し着替える私。

ちっちゃい旅の思い出作っちゃったな…と思いながら部屋へ戻り、ようやく眠りについたのでした。

次回、2日目。

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