最近見た映画(2024/3~4月)

・久々にNOTEを書きます。せっかくなのでタイトル通り最近見た映画の感想でも書こうかな。映画館で3本見ました。

・①『四月になれば彼女は』

・何かよく分かんない話だった。そうはならんやろ、なっとるやろがい、でもさァ……、全体的に変な話……という感じ。この話、何か変…!? ヒロインの片方を演じる森七菜のサブカル力(さぶかるぢから)は凄い。プラハ、ウユニ、アイスランド、画面はきれい。金かかってる。話は退屈。作中のテーマに対して一般論的な結論を導くために登場人物をアホに見せるのはおかしくないか、というのを思い出す。主題歌は藤井風の『満ちてゆく』だった。知らんかった。藤井風はずっと同じテーマで曲作ってて凄いね。

・②『落下の解剖学』

・面白かった! 法定ミステリかと思ったら裁判の進行と提出される証拠を通して事件が起きた家庭の実情にフォーカスする脚本。観客として心境が振り回される体験的な映画だった。やったの!? やってないの!? やったの!? こういうのは好きだな。2時間半あるけど退屈しない。弁護士を演じるスワン・アルロー、格好いい。賢い犬もいるしね。賢い犬はいいよな。賢くない犬もかわいいけどね。全然関係ないけどフランスの司法制度ってこうなんだぁ…という発見もある。人権先進国やね。羨ましいぜ。

・③『貴公子』

・これも面白かったな。かなり面白い。貴公子の造形が最後まで魅力的でいい。ブランド物の服が返り血で汚れるのを嫌って白衣を着てから殺すとか、雨が降ったら靴が汚れるから獲物を目の前にしてもいったん帰るとか、核心に触れない範囲の部分で書くと何かバナー漫画みたいな造形だ。貴公子というのは主人公である地下ボクサーを狙う凄腕の殺し屋のことなんだけど、作中で一度もそう呼ばれないし名乗らない。あくまでタイトルでそう言われてるだけ。いいんだそういうの。確かにどっからどうみても“貴公子”だからいいんだろうな。でも思い直すとこの映画、ネームドキャラが2人しかいなかった気がする。字幕に表現されてなかっただけか? 2時間あるけど全然退屈しなかったな。

・そんな感じ。また気が向いたらNOTEを書きたい。今期のアニメは『ガールズバンドクライ』に期待している。前期は『メタリック・ルージュ』に期待していた。あいにく実らなかった。そういうことも書きたい。

以上

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