ノラ子猫あずかり日記 4 (猫小屋の防寒)
猫小屋をビニル温室に入れて物置きに置くと決めたが、すき間風が入って来るので冬場は結構冷える。
すき間風が直接ビニル温室に当たらないように、ビニル温室を大きな箱の中に入れるアイデアを思いつきました。
ビニル温室は、奥行50×幅140×高さ70cm なので、
木箱はビニル温室を入れるため、内側の寸法を 奥行52×幅150×高さ75cm にすることにしました。
垂木を使って木枠を組んで、側面の壁にベニヤ板を貼ります。
ビニル温室の扉側を開けて、エサやりをするため、木箱の正面側には、ベニヤ板を貼らないことにしました。
ビニル温室を、木箱の中に入れてみると、ビニルがめくれてしまうので、扉以外のビニル下側を結束バンドを使って骨組みに固定。
ビニル温室を木箱の下まで落とし込んでみると、木枠の内側にしっかり収まることが確認できました。
天板は簡単に、木枠の上に板をおく形にして木箱本体が完成しました。
木箱本体が出来たので、次は猫の出入り口を、背面ベニヤ板に開ける作業です。
ビニル温室の中に、発泡スチロールで作った猫小屋を入れ、猫砂トレーを置き、空いたスペースに猫の入り口を作る事にしました。
さてここで、穴の大きさはどうするか、難問に突き当りました。
ノラ子猫達が来た時は、玄関門扉のすき間、巾7cm をすり抜けて入ってきたか、子猫は冬越しの預かり期間で、身体も大きくなる。
この辺りはノラ猫が多いため、入り口が大きいと、他のノラ猫が入ってくるリスクがある。
とりあえず、成長して大きくなった時には、穴の大きさを修正することにして、入り口寸法は 巾12✕高さ15cm とすることにしました。
ビニル温室を一旦取り出して、木箱背面のベニヤに猫入り口穴を開けた。
ふたたびビニル温室を、箱の上から落とし込み、壁穴の位置に合せビニルをのれん状に切った。
これで、物置きの猫小屋は完成しました。
最後に、屋外から猫小屋に入るルート作りが残っています。
ノラ子猫が物置きに乱入して来た時は、床下から入って来た。
床下から、猫小屋にしか行けないルートを作るのが次の難問でした。
そこで、木箱を物置きの壁から、約 20cm のすき間をとって設置して、 木箱背面と物置き壁との間に、巾20✕長さ160cm のスペースを確保します。
ここに、床下に抜ける穴を空けて、このスペースから猫が抜け出ないように、周囲に壁を立ち上げました。
これで、猫の出入りルート、物置きの猫小屋が完成しました。
___ つづく ___