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ローマ~プラハ 電車で3週間の無計画女子一人旅 6日目

2019年3月10日
フィレンツェ2日目の朝。
昨日に行ったカフェで朝食を食べてから、ピッティ宮殿へ。

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ピッティ宮殿というのは、かつてのトスカーナ大公の宮殿だった場所。
あのメディチ家の収集した美術品なども飾られており、美術館としてもウフッツィと並んでかなりの所蔵数らしい。

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中に入ると豪華絢爛なシャンデリアが!

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とんでもない数の絵画が所狭しと並べられている。

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そんな埋もれてしまいそうな絵画の海の中にラファエロの絵画がひっそりと飾られている。

中にはこんなものも。

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注釈のところには「この絵画はナチス軍の兵士により1944年に盗まれ、今はドイツ人のプライベートコレクションとなっています」とのこと。

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部屋同士をつなぐ入り口が絵画の世界への入り口に見える。

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この階段の踊り場の壮麗なこと!
上中下で彫刻が並んでいるレイアウトも面白い。

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外に出て広いボーボリ庭園をブラリ。

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グロッタ(洞窟風の東屋)の中の噴水。

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この亀にまたがったポッチャリおじさんがピッティさん。
……どういうコンセプトなんだろう?

さて、見どころ満載なピッティ宮殿を見終わってランチ!
少し歩いたところで魅力的なトラットリアを発見。

地元民らしい老夫婦がランチしており、ローカル感がある。
これは期待値高いぞォ!

まず注文したのは前菜にフレッシュトマトのクロスティーニ

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薄くてカリッ!と軽い食感のパンの上に、ジューシーで旨味の強いトマトがたっぷり。オリーブオイルとイタリアンパセリも良い風味。
これ美味しいなぁ~!

メインディッシュは……

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トスカーナ地方の牛フィレステーキ、トリュフソースがけ!
うぉお、贅沢!しかもボリューム満点で美味しい!
フィレンツェのあるトスカーナ地方は牛肉(カルネ)で有名なのよね。
高級感あるけど、意外とお手軽な価格(800円くらい)だったなぁ。

さて、お店のウェイターさんの誘惑に負けてデザートも注文!

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ズッパ・イン・グレーゼという、クリームの中に砕いたビスコッティやドライフルーツ、チョコチップが入ったもの。
フィレンツェのご当地スイーツらしい。
もったりとしたクリームの中に潜んだ、ビスコッティやチョコチップのザクザクした食感が楽しい!美味い!

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さて、アカデミア美術館へ向かう途中でヴェッキオ宮殿に寄り道。

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天井の装飾が美しい!

さて、メディチ・リッカルディ宮殿へ。

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おぉ、なんか記者会見場みたいな。
ここでなにか怪しい会議とかも開かれるのかな……

ちなみに、ここに行った時にはバンクシーの展覧会を開催していたので、チラッと覗き見。まぁ、たぶんニセモノだろうが。

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シュレッダーにかけられた例の絵も飾られていた。
(え、なんで無事だったんだろう……)

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さて、アカデミア美術館へ。
ダヴィデ像の本物はデッカイ!
確か8mあるんだっけか。
そういや『あつまれ どうぶつの森』のダヴィデ像もデカかったけど、あれは誇張でもなんでもなかったんだな。

さて、ちょっと気になっていたので中央市場を覗き見。

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飲食店が多く並んでおり、地元民で盛況。
なにか食べたいけど、数が多すぎて気後れしてしまった。

さて、再びブラブラと街歩き。
気がついたらもう夕方のいい時間。

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宿泊先のお兄さんに教えてもらったピッツェリアでピッツァを食べようかな。


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店内はかなり混雑。
観光客から地元民まで、大人気らしい。
これは期待持てるぞ。

注文したのは店名の「Gusta Pizza」の名前を冠したピッツァと赤ワイン!

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トマトソースの上にルッコラ、パルミジャーノチーズ、モッツァレラチーズ、フレッシュトマトの爽やかな具材。
モッチリとしつつ、真ん中は薄めでサックリ。
生地から小麦の旨味をしっかり感じる。
具材も新鮮で美味しい!サラダのようだけど、一人で1枚はやっぱりお腹に溜まる……

お腹が膨れたので腹ごなしに夜の散歩へ。

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この時間になると人が少ない。

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ライオンの彫刻も夜だと影が増してより迫力が増す。

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サイゼリアで見たことある感じの天使が潜水中。

これくらい歩いたらデザートを食べても怒られないだろう(持論)

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ミックスベリーとチョコレート。
爽やかな酸味と甘みのベリーに、濃厚で香ばしいチョコレート。
暗い夜の中に相応しい組み合わせな気がする。

さぁ、明日は移動日。
フィレンツェ最後の夜、名残惜しい気持ちでいっぱい。
でも、旅はまだまだこれからだ。


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