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理想と現実と妥協の狭間と、やっぱり理想と

これは私個人の嗜好ですので、横槍投槍野次口出しは御容赦願います

 私だって女だ。異性に対する理想くらい100億光年先まである。それでも、私だって大人だ。現実を凝視することも出来る。まぁ理想は理想だし、と割り切ることだってできる。

黒髪の重ため前髪から覗く奥二重がセクシーな長身細身メガネ男子がこんな地方の田舎道を歩いているなんて夢のまた夢で、そんな素敵な男性が私を認知して私に好意を抱き私の連絡先を尋ね私とデートしたいと言ってくるなんて夢にさえ出てこない展開だ。ひょんな事から始まるイケメンとのラブストーリーは少女漫画の中の出来事で、私は少女漫画に出てくるヒロインみたいに顔面の1/2を占めるほどキラキラした眼球を持ち合わせてはいない。
 25歳(あと2ヶ月で26歳。おめでとう。)にして、そんな出会いを待つほどお花畑な脳みそは所持していない。自分がキラキライケメン王子と釣り合う人間でない事も分かっている。

大丈夫。現実、大事。

 ここまで、「分かっています」の前置きをした所で昨今よく耳にする多様性という物に全責任を押し付け、数多申したい事がある。これは私個人の嗜好や意見であるため逆説の接続詞は一切受け付けない。




“男側の収入を当てにした関係にはなりたくないんだよね”は男側発信で言わないで

 年収1,000万以上は欲しいよね〜…なんて言う女性を私は見た事がない。何故ならば、自分達も外に出て稼ぐという経験をしているからだ。税金や保険の毎月の控除額も、8時間×5日のフル稼働がどれ程大変かも身をもって体験している。年収1,000万なんて、それこそ夢の中の話だ。そんなアホな事は望んでいない。
性別関係なく働く時代。もしパートナーが無職なったとしても「私が支えてあげるから大丈夫!ちょっと休んでて!」と言える程の度胸と無神経さと社会性は持ち合わせている。御相手の収入を当てにしてはいないし、私の収入を多少の足しにして貰いたい。一緒に頑張っていこう、と思っている。

だが、しかし。

この発言はどうかと思う。それは女性側の思いであって、男性がヘラヘラと口にする発言ではない。「僕は社会的地位も不安定で低収入だが、好きなことをして生きていきたい。自分のための出費は惜しまないが、頼られる程の貯金もない。甲斐性がない僕を当てにはしないでくれ。」と公言しているのと同じ。恥を知れ。しかもそれを恋人に公言するとなると、女性側にも失礼だ。「キミには格好を付けなくてもいいだろう。」と言っているものだ。どれだけ関係が長く続いていても、格好良く見せようとほんの少し努力していて欲しいのが女性の勝手である。その気持ちも汲み取って欲しい。


プレゼントの金額=愛してるの量

 金銭的な話しばかりで申し訳ないが、遠慮なく言わせてもらう。

「女ってブランド物とかのプレゼント好きだよな。プレゼントって高ければいいって物じゃないでしょ?笑」

その通りである。確かにブランド物は大好物だ。だが、それよりもプレゼントに1番大切なのは相手を思っている時間と気持ち。

読書が好きな彼女には本革のブックカバーと純金細工栞を。
料理が好きな彼女にはBRUNOのホットプレートとFrancfrancのエプロンを。
旅行が好きな彼女にはAwayのスーツケースを。
運動が好きな彼女にはハイドロフラスクのボトルとマイプロテインのウエハースとブレイクバーを。
韓国が好きな彼女にはマッコリとチャミスルを。
植物が好きな彼女には大きなパキラとモンステラを。

全ては気持ちだ。1万円以下でも彼女の事を思い出していた時間を含めれば100万円以上の価値がある。あなたの大切な時間を私に使ってくれてありがとう。(ある程度は)嬉しい。

しかし、「じゃあ高くなくてもいいよね」と胡座をかくのは大きな間違い。金額はさほど重要ではない。しかし、金額は値そのままが愛と想いの重量になる事を忘れないで欲しい。金額=物の価値、と同じように女性の価値を表す数字でもある。高価な物ほどいいという訳では無いが、「これだけの金額を出してでも喜んでもらいたい」「この位大切に思っている」というのを言葉以外で伝えられる機会がプレゼントだ。「今月ピンチだから安いものでいいや」と思っているその心の奥底、隠しているようで丸見えだからな。



たかが1スクロールで調べた気になるな。症状は十人十色だ。

 近頃は、女性が生理の事を大きな声で訴えられる時代になった。PNS、子宮内膜症、ピルの副作用と日々戦い続けている私には何ともありがたい世界だ。
生理と言うのは、病気ではない。女性として生まれ、女性器を保持している限り避けて通れない“生理機能”だ。仕方がない。
仕方がないと分かっているが、男性は、毎月自分の身体から出血するのを想像した事があるだろうか。大変な苦痛である。出血だけならまだいい。子宮収縮に伴う下腹部痛。ホルモンバランスの乱れからは精神症状、肌荒れ、食欲増進、胃腸障害。毎月のために、鎮痛剤や一般的に薬局で見る生理用品、ホッカイロや腹巻が必要な人もいる(私は吸水ショーツと月経カップ、膣洗浄剤、命の母ホワイトも必須だった)。それらに費やす金額は計り知れない。お腹と共にお財布事情も痛かった。

声を大にして訴えられるようになった近年。これまた有難いことに、ネット社会と相まってスマホ1つで簡単に検索できるようになった。「生理 症状」なんて打つと、たくさんの情報が出てくる。

出てくるからこそ、「調べてやったぞ」顔の男性が増えた。調べた?たかが1スクロールで?それで充分なのか?検索画面の1番上に書いてある記事の1行目を読んだだけで?満足に理解出来たのか?そんな薄っぺらい知識でドヤ顔をするな。

人それぞれ症状が異なる事も生理の厄介な点のひとつ。

「分かって貰えない」ことはこの上ない悲壮感を感じる。生理中の爆食を「そんなに食べたら太るぞ」と言われ、肌荒れを「自己管理がなってない」と言われ、イライラを「生理を理由にした甘え」と言われ、まぁるい私の心は上の方から徐々にすり減っていく。私が悪いのか?たった1行だけで得た知識を引っさげて、「僕は生理の事も調べて、理解のある立派な人間だ」なんて顔で来るんじゃない。最初からやり直せ。


盛るタイミングを間違えないで』※お下な話しです

 生理中に盛るのはやめてくれ。場合によっては腸が煮えくり返る。「抜くだけ」なんて以ての外。男性の泌尿器を触る程心に余裕はない。


気持ちは鮮度が高いうちに

 話しは充分に逸れるが、私は今物凄い勢いで韓国ドラマにハマっている。その流れで当たり前のように韓国人にハマってしまっている。肌の綺麗さやスタイルの良さ、切れ長の目に骨ばった手。非の打ち所がないとはまさにこの事かと、感動の連続である。ご馳走様です。

“東洋のイタリア人”と言われる程、愛情表現が豊かな韓国人。사랑해요(サランヘヨ)、보고싶어요(ポゴシッポヨ)は当たり前。スキンシップも頻繁だという。

胸の辺りが少しくすぐったい感覚は飽きる事など無い。

「大好きで大切な君には愛してるなんて言わないぜ」なんて歌詞があるが、私には理解できない。
可愛いも、好きだよも、会いたいも、愛してるも。都度伝えて欲しい。鮮度が命だ。
「付き合ってるんだから好きなのは当たり前でしょ?」は甘え。じゃあ好きじゃなくなった瞬間、何も伝えず別れを告げてもいいのか?

「別れたいってことはそういう事でしょ?」



なんだか、もう少し書きたい事があるような気がするが、とりあえずこの辺で。

ご清聴ありがとうございました。


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