インスタントメソッド
最近、ゴルフを始めました。ようやく始めて1年になります。
一緒に行く仲間と楽しみたい、楽しみながら健康になりたい、これらが僕がゴルフを始めた動機であり目的なので、スコアはあまり気にしていなかったのですが。。
上手く芯に当たった時の爽快感をたまたま味わってしまうと、二度、三度と味わいたくなる。。たまたままぐれが続いて、バーディを取ってしまうと、あの感激が忘れられなくなり。。。
ゴルフは本当になかなかなスポーツですね。笑。
さて、こうして今ではすっかりゴルフの魅力にハマってしまった小生ですが、昨年の11月からようやくレッスンに通い始めました。
友人にとてもゴルフが上手な方(20代後半で平均70代)がいらっしゃいまして、その方からずっと習っていたのですが、その方からも「一度プロに順序立てて教わった方が、結果として早いんじゃないですか?」と助言されたこともあり、齢52にして習い事を始めました。
最初に取り組んだのは、ハーフスイングです。
あれ?そんなことからなの?という疑問が頭に湧いてきました。「もうそれは出来てんじゃないかなー。。スイングを早く身につけたいな。you tubeでも結構いろいろ勉強してきたし。。早くきちんとボールにクラブを当てられるようになりたい!!スイングを見てもらえないかなー」などなど。。。
お恥ずかしい限りです。。💦
自分自身が問題解決やマネジメントの実践について、お手伝いする際には、参加者の方々のはやる気持ちを察しながらも、物事には順序があって、知識(正しい知識)を得て、実践し、振り返って、フィードバックをもらい、また修正する、これを繰り返していく中で、型が身に付きますよ、とお伝えしているのですが。。😆
自分のことになると、この大切な原理原則が吹っ飛んでしまいました。。。
現在は・・・
定期的にレッスンに通い、基礎から地道に練習を積み重ねています。自主練の際は自分自身を動画で撮影し、アプリに読み込ませて、どこがプロと違うのかを確認しながら少しずつ再現性の高いスイングの構築を目指しています。
こうして小さな積み重ねを進めていく中で、また新たな発見があるのが楽しいですね。
例えば・・
・レッスン当初から同じことをフィードバックされているのですが、段々その意味や意図がわかってくる(当初はわかっていたつもりだったことに、今ごろ気づく)
・「知る・理解する」と「出来る」の間には依然として深い谷があり、この谷を埋めるには、膨大な量のトライアンドエラーと正しいフィードバックに基づく修正が必要
・ここでいう正しいフィードバックと修正は、結果を求めず、いかにスイング軌道を安定させるかに注力すること(なんか問題解決の手法を身につけるときの考え方と同じだな。。笑。マネジメントも同じか。笑)
結局、魔法はないってことなんですよね。
組織開発、人材開発も、睡眠も同じダナー。
でも人(僕を含めて)は、楽に結果を出せるように見える(インスタントメソッド、実際は本質的解決にはなっていないことが多い)方向になびいてしまう。。。ゴルフクラブに目が行っちゃったりとか。笑。
道具と使い手(知識メタボにならず、実践で使える技能まで昇華させる)、両方きちんとととのえて、楽しむこと、健康的に行うことを大切にしながら、いずれスコアにも良い影響が出るように、ゴルフも仕事も頑張っていきたいと思います。
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