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わたしの音楽年表:biography of music その4

こんにちは、AKKOです。
音楽自己紹介的に書きはじめた音楽年表、最終回です。
今回は2018年~現在について。

前回まではこちらからご覧ください。

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2018年:
●第3回愛知ドラマー忘年会(新年会だったけど)開催
忘年会での開催ができず新年会となったが、前回までより少し小規模にて開催。割とバンドでドラムやってますって若い子に絡まれていた感じがする。回を重ねても、常連さんと新規参加者がいいバランスでおもしろい。

●県芸にてミハエル氏のレッスン聴講
2年ぶりなのに顔を覚えていてくれたミハエル氏。マスタークラスを舞台上で聴講できるという贅沢な回だった。レッスンの中で時々聴ける氏の音に、いつか演奏をしっかり聴いてみたいなと強く思った。

●英国式ブラスバンドの演奏会にエキストラで出演
名古屋市で活動している英国式ブラスバンドBrass Express Nagoyaさんの定期にエキストラで参加。初回こそ鍵盤メインだったが、メンバーに知り合いがおり、以降ティンパニとして参加するようになる。
吹奏楽との大きな違いは、金管楽器+打楽器という編成。変拍子でテンポの速い曲が多い。私見だが、ティンパニの役割はオーケストラに近いと感じている。これまた新しい演奏の機会で、学びの場が増えた感じの出会い。

●人生ではじめてシンバルを買う
MEINLの10インチのスプラッシュシンバル。

●初演作の演奏をする
毎年参加している打フェスタにて、メンバーとして参加してくれた県芸大学院作曲専攻の了徳寺くんがこの日のために書いてくれた打楽器アンサンブル曲「フレンチベルモットの瓶」を演奏。9重奏で、空き瓶や空き缶パート+鍵盤楽器というおもしろい編成の曲。楽器集めからいろいろ大変だったけど、曲を書く人が音楽を作り上げる過程を見ること、体験することができた。

●第4回愛知ドラマー忘年会開催
今回はなんと、スタジオにドラムセット2台置いて、演奏とかするという形式の会。スタジオかなでぃあさんに広い部屋があるということで実現した企画でもある。ファシリテーターやったり、2人ずつ指名されてドラム叩いたり、それを見て盛り上がるという、忘年会というより、フェスみたいな。
TAMAの方も数名いらっしゃり、プロ・アマ・メーカーさん・楽器屋さんといった、いろんな立ち位置の参加者で構成されたイベントだった。

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2019年:
●人生ではじめてオーケストラで演奏する
アマチュアオーケストラで第九を演奏するときにお声がけいただき、人生初のオケ。第九のトライアングル。緊張のあまり、子鹿みたいにプルプル震えたけど、指揮者の神田さんが振りながら歌っていらっしゃるのを見て、ほぐれるというか、すっと力が抜けたのを覚えている。

●ペダルを購入する
ずっと楽団所有のキックペダルを使っていて、自分のが欲しいなと思いはじめ。SNSでいろいろ聞いてみたり、実際にお店でアドバイスくれるドラマーさんがいたり。購入当日も予算や見た目などでいくつか試奏させてもらったけど、予算オーバーのdw9000を購入。だいすきなドラマー、福田洋子さんと一緒。本体は確かに重いけど、踏み心地は重くなく、うまくなったと錯覚させてくれる。

●所属楽団の30回定期を愛知県芸術劇場コンサートホールにて開催
芸文の舞台に立つのは初めてではなかったけど。所属団の定期となれば話は別。20年弱ご指導いただいた亀井良幸先生との最後の定期でもあったので、忘れられない演奏会の一つであることは間違いない。
驚くほど埋まった客席と、亀井先生の表情など、あの舞台から見たたくさんのものを忘れずに精進したいと思っている。そんな演奏会だった。

●委嘱作品「ALBERTI Power Plant」演奏
常任エキストラを務めている吹奏楽団アンサンブル・ヴィヴァーチェさんの打楽器メンバーが、同年の吹奏楽コンクール課題曲Ⅴの作曲者日景貴文さんに委嘱した打楽器5重奏+CBのアンサンブル曲を演奏。ヴィヴァーチェさんの定期のプレコンサートにて世界初演。
日景さんに名古屋までお越しいただき、ご指導いただきながら練習。楽譜の書き換えやマレットの指定などもその場でどんどん変更。記譜だけではわからなかったことを作曲者から直にイメージなど具体的に聞けるのは貴重だったし、曲がこうやってできていくのだというのを体験できた。また演奏できる機会があればと思っている。

●チェコフィルハーモニー交響楽団名古屋公演リハ見学+本編鑑賞
県芸でのレッスン聴講のご縁で、チェコフィル首席ミハエル氏より、名古屋に行くと連絡をいただき、芸文公演のリハーサル見学をさせていただけることに。プロオケのリハを見るのは生まれてはじめてのこと。どうやって演奏を作り上げていくのか、言葉が理解できるとかは別として、見ることができて貴重な体験だった。その後本編の演奏も聴くことができ、ミハエル氏の音を聴きたいという夢も叶ってしまった。
His stroke and work (of course, the sounds) are so beautiful!!

●窪田健志さん打楽器リサイタルのスタッフを務める
楽器搬出入、舞台設営、ステージチェンジなどの裏方を担当。
舞台の上でリハーサルを見ることができたのは本当にしあわせ。
全方位余すことなくみせてくださるお師匠さまには、ただただ感謝。

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2020年:
●ドラムのレッスンを受け始める
打楽器全般を窪田さんに習っていて、何の不満もなく、ただただ楽しいというか、どんどん深みにはまっていくというか。そんな感じなのだけど。
漠然と数年前から、ドラムを別で習ってみたいかもという思いがじわじわあった。ティンパニの次、いや、もしかすると本番回数では1年で一番多いのがドラムで、すきな楽器だからかもしれない。理由は自分でもぼんやり。
しかし、じゃあ誰に習おう、というところでずっと後回しになっていた。ドラマー忘年会などで講師をしている人とたくさん知り合い、候補はたくさんいたのだけど、自分の中での決め手がなく。切羽詰まったことでもなかったから、いつか、となっていた。
いろいろあって、自分の中で習いたいなって思えたのが、今もレッスン受けている春日井直人さん。第1回ドラマー忘年会に参加してくれて知り合ったのだけど、特に深い付き合いはなかった。ひょんなことからやりとりするようになり、実際に音を聴いてむむ!ってなった感じ。
あと、吹奏楽やクラシックと無縁というのも、ある意味理由の一つかもしれない。今思えば、だけど。

●パンケーキスネアを購入
現在ドラムを習っている春日井氏が製作・販売している自身のドラムブランド"haru drum"のパンケーキスネアの量産化1号機を購入。
0号機を見せてもらい、おもしろいなって思って(もちろんいい音だなっと思ったのだけど)買うことに。レッスンに毎回持参して使用している。
いちおう宣伝部長らしいので、広めるお手伝いをちょびっとしている。

現在新型コロナウイルス感染拡大の影響により、レッスン以外楽器に触れる機会はほぼないに等しく、予定されていた演奏会は所属団・エキストラ、いずれもすべてキャンセルとなり、現在に至る。

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ざっくりだけど、わたしの音楽年表、書き切ることができました。

音楽を通じ、いろんなご縁でいろんな経験・体験をすることができ。
また、音楽はわたしが生きていくうえで欠かすことのできないものであり、手放すことは考えられません。まさにNo Music, No My Lifeです。

なぜ音楽を、打楽器を続けているのか、
自分でもわからないことのほうが多い。
何がそんなにわたしを突き動かすのか。
それはわからないことの方が多い。
聴くことで自分の中に生まれるものがある。
演奏することで得られるものもある。
よろこびやかなしみを、音楽によって
他者と享受することができたり。

けれど、わたしの中のいちばんの動機は、
「孤独だけど、ひとりじゃない」から。

これからも音楽の力を感じ、感謝し、音楽で得た縁やいろんなものを、音楽で返していけるよう、精進していきたいと思っています。
どうせやるなら、批判されるなら、心のままに、後悔のないように。


おしまい


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