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3395 サンマルクホールディングスの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1989年3月に株式会社大元サンマルクを岡山県に設立し、4月に焼き立てパンがウリの洋食レストラン第一号店を開店してレストラン事業を開始
✅ 本社は岡山県。コーヒーショップやレストランを全国に展開する
✅ 筆頭株主は前社長の片山直之氏の妻である片山智恵美氏で19.8%、次いで株式会社日本カストディ銀行が7.8%、以降は創業家の資産管理会社とみられる株式会社クレオ、8382中国銀行、8001伊藤忠商事などが続く
✅ 社長の難波篤氏は岡山大学工学部卒→2007年12月有限責任監査法人トーマツに入所→2012年6月同社に入社→2020年6月現職に就任。公認会計士資格を保有する
✅ 売上高の構成比は、レストラン事業が52.1%、喫茶事業が47.5%
✅ レストラン事業では、洋食レストラン「ベーカリーレストラン・サンマルク」や高級回転ずし「すし処函館市場」、イタリアンレストラン「生麺工房鎌倉パスタ」等の複数業態のレストランを全国に展開する
✅ セントラルキッチンを設けずに店内で調理を行うファブレス主義を採用。鮮度の高いメニュー提供と柔軟なメニュー変更に対応できる体制を整える
✅ 喫茶事業では、コーヒーショップ「サンマルクカフェ」と「倉式珈琲」を全国に展開する
✅ レストラン事業と喫茶事業を合わせると出店実績は全国に864店舗(2021年3月期)に上り、その95%が直営店である。2026年3月期にかけて950店舗の出店を目指す
✅ 主要仕入れ先は株式会社タカキベーカリーで、連結仕入れ高に占める取引高の割合が11.7%を占める。(2021年3月期)
✅ 売上高は2017年3月期から2019年3月期にかけては店舗数の増加により、微増ながら売上高は+3.8%増加した。2019年3月期から2021年3月期にかけては2期連続減収で約3割収益力が低下した
✅ 2021年3月期は感染症流行による休業や時短営業の影響を受けて国内の外食需要が減少し、前期比▲36.2%の減収となった
✅ 経常利益は2017年3月期から2020年3月期にかけては、最低賃金上昇による人件費の増加等、販管費が嵩んだことから約4割強減少した。2020年3月期の4,300百万円の利益から、2021年3月期は▲3,623百万円の損失に転じた

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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