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4526 理研ビタミンの業績についてポイントまとめてみた

✅ 理化学研究所の研究成果を工業化するために設立された理研栄養薬品株式会社より分離独立し、1949年8月理研ビタミン油株式会社設立、ビタミン油(肝油)の製造販売を開始する
✅ 海藻、ドレッシング等の食品メーカー
✅ 筆頭株主は、理研ビタミン取引先持株会で保有割合9.07%。日本マスタートラスト信託銀行の信託口が6.27%、2801キッコーマン6.02%、みずほ銀行が5.25%で続き、以降は、理研ビタミン社員持株会、1719安藤・間などが名を連ねる
✅ 社長の山木一彦氏は東北大学卒→1983年4月同社に入社→2010年6月より取締役→2014年6月より常務取締役→2016年6月社長に就任
✅ 専務の伊東信平氏は1979年4月同社入社→2004年6月より取締役→2014年6月専務に就任
✅ 売上高の構成比は国内食品事業68.8%、国内化成品その他事業8.4%、海外事業22.8%。国内食品事業はさらに家庭用食品、業務用食品、加工食品用原料等に細分化され、国内食品事業における構成比は各24.7%、33.7%、41.6%
✅ 同社が取扱う製品は海藻製品、ドレッシング、エキス・調味料類、食品改良剤、ビタミン、健康機能食品など。国内食品事業ではそれらを家庭用、業務用に製造・販売を行っている
✅ 改良剤は食品用にとどまらず、プラスチック、ゴム、化粧品・洗剤、繊維等幅広い用途に用いられる化成品用を展開。原料、成形加工、製品開発の各メーカーを顧客としている
✅ 海外事業は改良剤、ポークエキスの生産拠点を中国、米国、マレーシアに持つほか、各地の現地法人を通じて食品用・化成品用改良剤の販売を行っている

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✅ 売上高は70,000百万円台後半〜80,000百万円台で推移。2021年3月期は売り上げが低迷した。青島福生食品有限公司(2021年6月に連結対象から除外)での不正会計の影響から前期比▲6.4%の減収となった
✅ 営業利益率は5〜7%台で推移していたが、2021年3月期は前述の不正会計にかかる処理から1.7%に低下した

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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