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6264 マルマエの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1965年4月、元社長の故・前田務氏が鹿児島県において、製缶・配管をおこなう鉄工所を個人で創業する
✅ 2000年代に入り、FPD(フラットパネルディスプレイ)分野、太陽電池分野に参入していく。しかし、2009年に起きたリーマンショックの影響を受け、2011年7月から2015年1月にかけては事業再生ADR手続による事業再生計画を実行しながら、主力事業を半導体分野にシフト
✅ 真空チャンバーや電極等の真空パーツの製造を主力とする。製品は各分野の製造装置における心臓部に使われる
✅ 筆頭株主は社長の前田俊一氏で、37.6%を保有する。ほか大株主は国内信託銀行の信託口、証券会社など。また前田美佐子氏、前田良子氏と前田姓の個人名も見られる。美佐子氏は社長の配偶者、良子氏は社長の母親である
✅ 社長の前田俊一氏は、元社長かつ同社創業者の前田務氏を父に持つ→1987年4月同社へ入社→1992年、バイク部品の注文製造会社T'sM'sR&Dを立ち上げた。T'sM'sR&Dは現在R&D(リサーチ&ディベロップメント、研究開発)活動として同社に活かされている→2001年4月、同社専務に就任→2003年8月、36歳で社長に就任
✅ 売上高の構成比は半導体分野が78.6%(4,221百万円)、FPD分野が15.6%(838百万円)

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✅ 工程設計からプログラミング、切削加工、組立、検査など複数の工程を一貫受注できる生産設備を保有。鹿児島県の工場で集中生産を行う
✅ 主要な取引先は5991ニッパツ、東京エレクトロン宮城株式会社。2021年8月期の売上高のうち37.7%を5991ニッパツが占め、26.0%を東京エレクトロン宮城株式会社が占める
✅ 2017年8月期から2021年8月期の経営状況を見ると、売上高、経常利益ともに2019年8月期をのぞいて増加。売上高は5期で3,035百万円から5,369百万円へ1.8倍となった
✅ 経常利益はピークである2018年8月期の1,211百万円には届かなかったものの、737百万円から1,200百万円へと1.6倍に成長している

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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