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2385 総医研ホールディングスの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1994年7月、大阪大学発バイオベンチャー企業として設立。梶本修身氏がバイオマーカーの開発とそれを用いた生体評価システムの確立を通じて新規医薬品及び機能性食品等の研究開発に貢献することを目的に設立した
✅ 「モイストクリームマスクPro.」を中心に中国向けの売上が伸び、業績の半分以上を占めるほか、トクホ評価試験受託や抗疲労食品、化粧品の自社開発を行っている
✅ 筆頭株主は、同社創業者で元代表取締役の梶本修身氏で保有割合16.92%。第2位が梶本氏の親族とみられる梶本智子氏で、修身氏持分と合計すると27.61%となる
✅ 社長の石神賢太郎氏は名古屋市立大学卒→1996年4月株式会社日本エル・シー・エー入社(ベンチャー・リンクグループで経営コンサル等が事業内容、上場廃止済)→2005年6月同社入社→2018年1月より社長に就任
✅ 売上高の構成比は生体評価システム6.7%、ヘルスケアサポート4.7%、化粧品50.5%、健康補助食品29.4%、機能性素材開発8.7%

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✅ 生体評価システムは評価試験事業とバイオマーカー開発事業に大別され、バイオマーカー(生体情報を数値化・定量化した指標)を用いた食品等の機能性・安全性等に関する臨床試験や新たな食品・薬品の共同開発などを行う
✅ ヘルスケアサポートは健診や特定保健指導に関する業務受託など、健康保険組合等が行う様々な取り組みをサポートするサービスを提供する
✅  健康補助食品は「イミダペプチド」等商品を、機能性素材開発事業はラクトフェリンをはじめとする機能性素材をあつかう
✅ 2016年6月期から2020年6月期までの業績は連続して増収増益で、売上高は3倍弱、営業利益は5倍超に成長した。営業利益率は6%前後から、11%台に向上。中国向け化粧品事業の拡大等が主因

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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