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4055 ティアンドエスの業績についてポイントまとめてみた

✅ 2016年11月にソフトウエア開発請負業務を営む株式会社テックジャパンと株式会社シナノシステムエンジニアリングの新設合併によって、ティアンドエス株式会社を設立
✅ 大企業等の社内システムの開発請負業務や保守業務が事業の柱で、半導体工場向けにAIや画像認識を用いたシステム運用も提供する、AIプロセッサの開発も東北大学と進める
✅ 筆頭株主は執行役員社長の武川義浩氏で38.6%、次いで合併元企業の元役員である日下理氏が9.9%、元役員の渡辺照男氏が9.5%、元取締役の遠藤玲氏が6.8%、同社従業員の日下寛之氏が6.1%等
✅ 執行役員社長の武川義浩氏は1984年4月株式会社ティーエスディーに入社→株式会社アイネット→1997年2月株式会社テックジャパンの社長に就任→有限会社ソフトワールドの社長や株式会社フィックスターズの取締役に就任→2016年11月同社社長→2020年1月現職に就任
✅ 売上高の構成比は、ソリューションカテゴリーが77.5%、半導体カテゴリーが18.9%、先進技術ソリューションカテゴリーが3.4%を占める
✅ 主力のソリューションカテゴリーは、基盤事業として位置付けられており、大手企業向けに社内ソフトウエアの開発や保守の請負・派遣業務を行う
✅ 半導体カテゴリーでは、半導体工場内のシステム運用・保守からインフラ構築等の支援を行い、同社では安定事業として位置付けている
✅ 先進技術ソリューションカテゴリーでは、ソフトウエアの高機能化や品質向上に向けたサービスの提供を行う。AIに基づく画像処理や機械学習等の高度なソフトウエア技術を駆使して、ソフトウエアの請負開発を実施し、7267ホンダ、6645オムロン、6701NECなどからの受託開発を行っている
✅ 売上高の8割近くをキオクシアグループと東芝グループ、日立グループといった大手企業が占めており、合併元の株式会社シナノシステムエンジニアリングから約30年に及んで長年築いてきた取引関係を有する
✅ 2017年11月期から2019年11月期にかけては1.2倍に拡大したものの、2020年11月期は感染症流行による対面での営業活動の制限や人材採用活動の増員計画未達により前期比-1.3%の減収となった。経常利益は2017年11月期から2020年11月期にかけて約2倍に拡大

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PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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