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THE VOYAGE 2019・掲載記事

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宇宙メルマガTHE VOYAGE ・2019年に掲載された記事がまとめられています。
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記事一覧

火星”衛星”探査計画MMX

皆さんこんにちは!JAXAの井上です。 今月は、月は月でも火星の月!火星衛星探査計画MMXについ…

早い者勝ち?!世はまさに月面大航海時代!!

1969年7月20日16時18分。’’The eagle has landed” という言葉ともに、アポロ11号は月面に降…

ジュノーのGo!

気が付けば12月、もう2019年も終わりですね。地球が一年で太陽の周りを一周する間に、木星は太…

高橋雄宇
4年前
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火星発、史上最悪のツーメン🏀

 バスケットボールの地獄の練習メニューに[ツーメン]と呼ばれるものがあるのをご存知でしょ…

石松 拓人
4年前
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火星ローバーの運用効率化─サーマルエンジニアの視点から

こんにちは。NASAジェット推進研究所(JPL)の大丸拓郎です。探査機の熱制御を専門とするサー…

大丸拓郎
4年前
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Space Apps Challenge OSAKA

2019年10月19日~20日、大阪工業大学梅田キャンパスにてNASA公式ハッカソン「Space Apps Chall…

子どもにとって大事なこと

大人にとっては些細でも、子どもにとって大事なことがある。 『星の王子さま』にこんな一節がある。主人公は故障し不時着した飛行機の修理に忙しく、質問攻めにしてくる小さな王子様をこう言って叱った。 「大事なことで、忙しいんだ、僕は!」 すると王子様はひどく傷ついてしまった。彼の質問は故郷の小惑星に一輪だけ咲いているバラのトゲについてだった。彼にとって、それはとても大事なことだった。 先日、いつものように仕事を終えた僕を妻とミーちゃんが車で迎えに来てくれたのだが、車に乗るとチ

宇宙の商業利用時代の幕開け

先月に引き続き、GITAIの田口です。今回は日本の宇宙業界について、そして我々の事業につい…

UAEの進める宇宙開発計画の紹介と日本の戦略

UAE(アブダビ・ドバイ・シャルジャ他4国で構成されるアラブ首長国連邦)という国を御存知だろ…

僕のヒーローたち:新庄、Yoshiki、Voyager〜1%の可能性があれば!

みなさんが子供時代に憧れたヒーローは誰だっただろうか。 スポーツ選手だったり、歌手や俳優…

宇宙スタートアップ企業の片隅から

はじめまして。加持と申します。 メルマガの寄稿は初体験です。この度はこういった機会を頂…

「こいつ、動くぞ!」

表題画像:現行のGITAIロボット「P6」 THE VOYAGE読者の皆さんなら、このセリフを聞いてピー…

スペースプローブコンテスト出場!

はじめまして、リーマンサット・プロジェクト、ローバーチームです! 昨年2月に発足したロー…

ピンぼけ望遠鏡で宇宙の果てをのぞく3 ~将来計画~

前回は私たちが宇宙赤外線背景放射をどのように観測するかについて紹介しましたが、今回はこれからどのような将来計画を立てているかについて紹介します。 ピンぼけ望遠鏡をロケットにのせる 黄道光の問題をなんとか解決できないかと議論するうち、黄道光はもともと太陽光の散乱なのだから太陽が一番明るい可視光で観測すれば推定精度が良くなることに気づきました。まだ「あかり」の観測が進む忙しい中、新たなプロジェクトを進めるのは大変に思えましたが、問題解決のためには「あかり」が観測しない可視光付近