見出し画像

マレーシア旅日記 2023.7 その1

マレーシア滞在2日目


丸1日時間があったので、マレーシアの国鉄にあたる KTM でクラン港まで行き、そこからスピードボートに乗ってケタム島に行ってきました。

ケタム島の歴史を紐解くと、100年以上前に中華系の人たちが マングローブの島でカニや魚を取り始め、やがて定住していったとのことです。

https://www.pulauketam.com/v3/about/background/

今では 首都 クアラルンプールから日帰りでシーフードを食べに行く 小さな島として観光名所になっています。

https://kltravellife.net/ketamisland-ikikata/24/


地元の人も、ヤシガニ、エビ、アサリなど海鮮料理を食べに行く



ケタム島へはクラン港のフェリーターミナルから、遅い船で40分、スピードポートなら20分ほどで到着します。


島へ行くスピードボート 20人乗りくらいか



中華系のレストランでエビ、ヤシガニ、
あさりなどを食べた後、1本しかない村の道を 集落の奥の方に散歩しに行きました。

小さな川沿いに木造の家屋が立ち並んでおり 、その下には 船が停泊できるようになっていて、川から海へ ダイレクトに漁船を出せるような作りになっていました。漁村もレストランの建物も、数十年間、時が止まっているような風情がありました。


ケタム島の漁村風景 この川ぺりに、漁船を直接停泊できる



中華系の人々は財を成すと、寄付を募って廟を建てていきます 。そのようなお寺をいくつも目にしましたので、この島はこれまでそれなりに漁業で潤っていたのではないかと思われました。

そんな ひなびた 漁村の風情のあるケタ ム島の散歩を楽しんでから、 3時過ぎに 港へ帰る スピードボートに乗り込みました。

スピードボートは少し大きなモーターボートで客席は ベンチ式になっており、見たところせいぜい 20数人分ぐらいしか 席はありません。

そんな小さなボートなのに、 チケット販売員は真ん中にある、もの置き場のところにも人を 座らせ、 小さなボートに乗客をどんどん詰め込んでいきます。

「これ、絶対定員オーバーしてるよなあ…。ほんと適当なんだから。」
と思っていたら、まさかの事件が起きたのです。

(つづく)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?