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子どもとお金『ママが怖いからしない、は怖くなくなったら、する、ということ』

「無駄づかいはしちゃいけません!😠」

限られたおこづかいの中で、ついつい使い過ぎてしまう子どもたち。小さなころ、私を含めだれでもこんな痛い思いをしたことがあると思います😁


お金が無くなると、まずは親に助けを求めます。

「ママ~、お金無くなっちゃったから、100円ちょうだい😘」

「この前おこづかいあげたのに、なんでもう無くなっちゃったの?」

「〇〇ちゃんと一緒に、ガチャガチャやっちゃった~」

「まったくあんたは・・・どうして、無駄づかいするの!😠」


そんな時、

無駄づかいをしてはいけないと、子どもはどれだけ本当に理解しているでしょう?

多くの子どもたちは、パパやママから叱られるのがイヤだから、怖いから、無駄づかいをしないようにするだけ、かもしれません。

ちょっと知恵がついてくると、親に内緒でおじいちゃんに連絡するかもしれません。

「おじいちゃん、〇〇が欲しいんだけど、買って~🥰」


子どもたちは、痛みを知って成長します。

それこそ、成長にとって痛みは必須のものであると、私は思っています。(アメリカ留学で実感済み😁

けれどその痛みには、

ちょっと浅知恵を使えば逃げられるような痛みと、

自分自身が心の底から痛みを感じ、自らの努力でなければ避けられない痛みと、

2種類あるのではないでしょうか。


「無駄づかいしちゃいけません!」

に対して、親の前では無駄づかいをしないとか、無駄づかいがばれなければいい、というのが浅知恵を使った痛みからの逃げ方。

本質は何も変わりませんから、痛みを与えてくれる元が無くなれば、大手を振って無駄づかいをするようになるでしょう。

痛みを与えてくれる元が無くなるとは、別にパパやママが本当にいなくなるだけではありません。

子どもが親より体格が大きくなるとか、それこそ親の浅知恵を子どもがわかるようになるなども、元が無くなると同じだと思います。


それに対して、本当に無駄づかいをしないように、自分でお金の管理をするようになるのが、自らの努力で痛みを避ける方法。

誰から言われるわけでもなく、自らが考え、選択し、行動した結果ですから、仮に「無駄づかい」の痛みがあったとしても、誰かのせいにすることもないでしょう。

お金を、自己責任で考えて使うことのできる人、になると思います。


子どもの成長のうえで、時には浅知恵もありだとは思います。

私も高校生ぐらいの時には、塾に行くと言って、ゲームセンターでインベーダーゲームをやって「無駄づかい」をしていたこともありました😆

地元から離れた高田馬場のビッグボックスの中のゲーセンですから、まさに「ばれなけれはいい」をやっていたのです。

親は塾に行って勉強していると信じて高いお金を払ってくれているのに・・・。お父さん、お母さん、本当にごめんなさい😥


けれどそこには、実は心のどこかに痛みがありました。

ゲームをやっていて楽しいけれど、ちょっとチクッとする痛み。

それは「無駄づかい」をしてはいけないという痛みだけではなく、こんなことをしていてはいけない、という痛みもあったのだと思います。


そんな私が今、こんな偉そうなことを言って、片腹痛いわっ!みたいに自ら思うところもありますが🤣、

やはり子どもの、「親が怖いからしない」は、「怖くなくなればする」に繋がるものだと思います。

本質は「怖いからしない」ではなく「自分にとってやってはいけないから、しない」を、子ども自身で知ることが肝心なのでしょう。

今はまだパパが怖いと言っている子どもも、いずれ大人になるのです。


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