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子供とお金『利子を知らない子どもたち』


2015年に金融広報中央委員会が、全国50,149名の小中高生の子供たちに参加してもらい、お金に関する調査を行いました。

お小遣いは、7割以上の子供が「何の前提条件も無くもらっている」とか、お小遣い帳をつけている子供の方が「定期的な貯蓄をしている割合が多い」とか、とても面白い結果があります。


別な意味で、個人的に興味深かったのは、金融経済の知識や金融用語の理解度に関する調査結果です。

保険を専門としてきた私にはとても意外だったのですが、子供たちが「保険」を理解している割合が高かったこと。

「利子」や「物価」「複利」などよりも、「保険」については概ね理解されているというのです!


■ 保険は万一の場合の備えである

という設問に対して、中学生の正答率は、69.9%。


■ 100 円を年利 2%で 1 年間預けると、2 円の利子がつく 

という設問に対する、正答率は31.3%。


私が思っているより、中学生がすでに「保険」の役割を理解してくれていることは、とても嬉しく思います。


その一方、利子計算についての正答率の低さは、

利子計算の方法を単に知らないのか。

それこそ貯金に利子が付くということを、実感できない世代だということなのか。

あるいは、その両方なのか。


保険はもしもの備えなので、極論無くても生きていけますが、

利子・利息の知識は、あった方がいいですよね。

って、保険の専門家が言ってはいけませんね😁


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