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生命保険note『めちゃ安、タバコ吸ってない人用の保険』

死亡保障の保険で掛捨てタイプのもの。保険の名称としては、「定期保険」とか「収入保障保険」と呼ばれるものには、タバコを吸っていないととても割安になるものがあります。

タバコを吸っていると、それだけ死亡リスクが高くなることが、統計的にわかっているということです。

年齢・性別・保障内容にもよりますが、ざっくり1割~3割程度安くなるケースが多いです。

毎月1万円の保険が、7000円や8000円で実は入れるとなったら、家計にとっては大きいのではないでしょうか✨


保険会社が定める「タバコを吸っていない」基準は、過去1年以内に吸ったことがあるかどうか。

たとえ1本であっても1年以内に吸っていたらダメですよ、というのが保険会社としての基準です。

では、どうやって生命保険会社は過去1年以内の喫煙の有無を調べるのでしょうか。


基本的には告知による「自己申告」と、「コチニン検査」と呼ばれる検査を行います。

ん???

それって、ニコチンじゃないの?🤔

もう20年以上前ですが、この保険が発売されたときに初めて知った「コチニン」という言葉。多くの生命保険営業が誤植だろうと思ったというのは、今となっては笑い話しです😆


「ニコチン」は、タバコの煙に含有されている物質。

「コチニン」は、ニコチンが体内で代謝され生成する物質です。

つまりタバコを吸ってニコチンを体内に取り入れると、コチニンが作られるということ。

このタイプの保険に入りたいというお客さまがいた場合、保険会社は唾液を使った検査を行い、コチニンが体内に残っているかどうかを確かめます。

兼松ウェルネス株式会社

この検査キットの最大手が、兼松ウェルネス株式会社。日本国内の生命保険会社の多くが採用しており、そのシェアは約90%だそうです。

やり方はとても簡単。この綿棒に自分の唾液をしみ込ませて提出するだけ。保険営業や医師の面前で、お客さまご本人にやっていただきます。


お客さまからよく聞かれるのが、『副流煙では反応しないの?』というご質問。確かに居酒屋などでは、受動喫煙による副流煙を吸ってしまっていることもあるでしょう。

結論から言うと、まれに、あります。ご本人は絶対に吸っていないと言うのに、検査の結果コチニンが検出されてしまうことが。

とは言え、ほんとにまれなことで、私自身これまでに「吸っていない」と自己申告された方から「コチニン」が検出されたことはありません。

昔のように、タバコの煙で部屋の中が霞むような状況はまずありませんし、吸っていない人が吸ったことになることは、まず無いと考えていいと思います。


では、現在喫煙している人が、この割安な保険に入る方法は無いのでしょうか?

一つだけあります!


シンプルに、今から1年間禁煙することです!😆


私もこれまでに何度かお手伝いさせていただいた経験がありますが、とりあえず喫煙価格で入っておく。

そこから1年間禁煙し、翌年改めて禁煙価格で入りなおす。

ご夫婦で相談に来られて、ご主人喫煙者、奥さま非喫煙者で、多いお話しです😁


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