子どもとお金『あたたかな家庭の子は、貯金ができる』
ファイナンシャルプランナーのペペシです。
子どものお金教育を大人目線で考えると、どうしてもテクニック的なことを優先してしまう傾向にあるようです。
「お小遣いのあげ方は、どうしたらいいの?」
「どんなお小遣い帳を使ったらいいの?」
「無駄使いさせないためには、何を教えたらいいの?」
もちろん、子どものお金教育において、とても大切な要素ばかりです。
ただ、もっと大切なことが、子どもの金銭感覚を育てていく前提にあることを知ってください。
それは、
あたたかな家庭
です。
アメリカで、全米1500世帯を対象とした研究で、こんな傾向があることがわかっています。
子どもの貯蓄額や寄付額と家庭の経済状態には、関連性が認められない
関連性が認められたのは、家庭のあたたかさ。
お金に困らない家庭だからと言って、子どもの金銭感覚が身に付くわけではなさそうです。
一口にあたたかな家庭と言っても、抽象的ですよね。
それぞれのご家庭によって、捉え方は違うかもしれません。
けれど大事なことは、まず親が「あたたかな家庭」作りを意識すること。
それが子どもの金銭感覚を養う土台になり、将来お金に困らない大人を育てることに繋がります。
借金して夜の街に通うようないい大人が、
「親から、愛をもらえなかったの~(^^;)」なんてセリフを言います。
まさにこの研究結果が正しいことを証明しているような話しだと思いました。(苦笑)
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