親に知ってほしい金融知識『一攫千金より、一刻千金』
「一攫千金(いっかくせんきん)」って、何か心ひかれる言葉ですね。
やはり、莫大なお金を、一度に手にすることができるからでしょうか。
それこそ、これで一生何もしなくても食っていける!😁というイメージです。
ただ一攫千金には、「楽して大きな利益を一度に得る」という意味合いも含まれます。
世の中には一攫千金を狙い、ギャンブルや宝くじに夢を掛ける人たちもいます。
これを資産運用の世界に当てはめると、短期間での値上がりを期待して、有り金すべてを一つの株につぎ込むようなことかと思います。
あるいは、FXでレバレッジを最大にしての取引きも、近いかもしれません。
いずれにしろ、負ければ何も無くなるリスクがあることです。
それに対して「一刻千金(いっこくせんきん)」は、わずかな時間が千金にも相当するという意味で、時間は貴重なものであり、無駄に使ってはいけないことを言います。
資産運用の世界であれば、「時間を味方につける」とか「長期運用」のメリットを感じさせてくれる言葉です。
何もしなくても、時間が過ぎ去っていくことは、あまりに当たり前のことです。その時間を一刻千金として、コツコツと投資を継続していくことこそ、負けない資産運用の極意と言えるでしょう。
「一攫千金」は、楽をしたいという、人間の弱さに訴えるとても魅力的な言葉です。
けれど、今現在、過ぎ去っていく時間も、資産運用にとっては「一刻千金」です。
資産運用の際には、ぜひ「一刻千金」マインドで取り組んでみてください(^^♪
とは言え、現実の世界では、決して二者択一ということではありません。
かく言う私も夢を見て、今でも気が向くと宝くじを買うこともあります😋