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私が思う住みびらきの未来。もはや教育や福祉の役割を果たすのではないか。

3年間住みびらきという活動をしてみて
これってもしかしてすごく大事なことをしてるんじゃないのか?
と気づいてきたので発信をしてみることにします。

いいな!と思った方がいらっしゃったら
小さくでもよいので一緒に住みびらき始めてみませんか?
今ならパイオニアになれるかもしれません。

住みびらきの良いところ

住みびらきの良いところは、気軽に始められるということです。それは、自分の暮らしを無理ない範囲で開くということから始められるからです。

まだ床も張れていないのにマルシェをしていました。

特に人との関わりが好きな人におすすめです。曜日や時間を決めても良いし、場所を特定しても良いし。なんなら何も決めなくて良い。

経済優先で消費させられているように感じるこの世の中。きれいなものや整えられたものばかりがよいとされていくこの世の中。結果という数字に支配された仕事に追われるこの世の中(もうええか)に、何か人間らしく、あたたかい感じがするのが、私の住みびらきに対するイメージです。

一緒に暮らしていなくても、その人の暮らしの一部をシェアしている感覚。自分もそのコミュニティーにどこか入り込んでいるような感覚。そんな気持ちを味わえるのが住みびらきの魅力です。

ケレケレ的住みびらきによって得られるもの

私は娘がきっかけで住みびらきを始めたので、そのことが中心にはなりますが、得られるものは3つあると思います。

◯子育てを少しだけ楽にする

 街中でたまに見かける、ワンオペしている人って本当に神です。凄すぎる。とうてい真似できない。じゃぁどうすればよいか。それは、ちょっとだけ人暮らしの中に入れてみる(住みびらきしてみる)ということです。他人を頼るのってなんだか恥ずかしい。でも他人を頼っても良いし、頼られたら嬉しい人もいる。そういうことを書いたのがこのnoteです。

 ある程度の仕組みが作れれば、人が来るので「ちょっとみてて!」と言いやすいです。自分と自分の子どもだけだったら、息が詰まってしまう時も多いと思うのですが、もう一人他人がいることで気が楽になったりもする。来てもらう人にとっても来る人にとってもありがたい場所が住みびらきで実現できればと思っています。

◯多様な人との関わり(=教育機会)の確保

 なかなか出会わないだけで、あなたの周りには、たくさんのおもしろい生き方をしている人がいます。そういう人たちは何か独特なセンサーを持っていて、こちらが何か活動していると、なぜかそういう人たちと繋がることができます。そんな人たちとの関わりは、子どもにとっても私たちにとっても良い影響があると思います。

例えば、海外経験が豊富な人。例えば絵が得意な人。スポーツが好きな人。料理が好きな人。いろんな人が出入りすることで、子どもの興味や好きが広がったりします。もちろん、親の私たちにも学びの機会が提供されます。

これは料理をしていると想像できるでしょうか?(良い影響かは謎)
こんな絵を間近で見ることも

◯コミュニティーの広がりによる家族という概念の広がり

うちの場合は、ご飯を作って帰ってくれたり、保育園にお迎えに行ってくれたり、遊んでくれたりというような、暮らしを一緒に作る人が来てくれている印象です。(シェアハウスの住人等がいる場合は特に良いと思います。)

おそらく娘(2024年1月時点で4歳)は、自分のおじいちゃんおばあちゃんよりも、一緒に暮らしている人・いつも関わってくれる人のことを”家族”と認識しています。幼少期に関わる親以外の大人の存在を私はとても大事だと感じています。

大晦日は誰かしらの実家に突撃するという文化ができました。笑
家族は国境をも簡単に越える

上に書いた、多様な人との関わりに関連するかもしれませんが、多様な人の価値観、特に暮らしにおける価値観に触れることは、自分の当たり前を考えるきっかけにもなりますし、子どもにとっても、親以外の価値観に触れられることが重要なのではないかと思っています。

(ちなみに私たち夫婦にとっては、他人の目を気にするので、自分の価値観を娘に押し付けることが減り、多様な角度から娘を育てることができる、また、他人の目を気にするので、ケンカが減るというメリットもあります。笑

仲直りのスピードが早くなる気がする。笑

◯シェアして幸福度の増加

特にいろんな人とご飯を囲むことで、幸福度が上がると思っています。
また、ご飯の時間は、みんな対等だと思っていて、これは教員時代に強く感じたことです。特別支援学級の子どもたちと接していても、普段は勉強を教える教えられるという関係ですが、給食の時間はフラットで砕けた話がしやすい。だから私は給食の時間がとても好きでした。(コロナ禍で黙食なのが辛かったです。)

みんなで食べるご飯は楽しい

娘は「家族で食べるご飯が幸せ」と最近よく言っています。この幸せ感覚って本当に大事だと思います。私たちの感覚が娘に伝わっていて嬉しい。

全国各地に“住みびらき“のある世界を目指して

住みびらきネットワークの構築ができればと思っています。
これは今後、SNSやHPを作れればと思います。今は将太さんと協力して、ゆるくラジオ発信からしていこうかなーと計画中です。

(↑よかったら聞いてみてください)

単純に住みびらきの場所がもっと増えれば良いなぁと思っています。

将来的にはこのような形を姿をイメージしたいです。

◯住みびらきホームスクール化(子どもたちの教育の場、保育の場)

上にも書きましたが、地域にはおもしろ人がたくさん。その人たちと繋がれたら、いろんな場所でいろんな学びの場ができるんじゃないかな?なんて妄想をしています。近くの住み開きに行くことが、学校に行かなくても出席認定にもつながったら理想。親は子育てが楽になり、地域の人は自分の趣味や特技が活かせる。そんなつながりを作りたい。

◯住みびらき食堂化(毎日のご飯を少しずつ分けるスタイルで)

 最近思うのは、都会の飲食店って、何にお金を払っているんかな?ということです。あーこれほぼ家賃を払うための価格やん、、と思うことが多い。特に田舎は自分たちで作った方が素材もたくさんやし美味しい。自分一人で作って食べると味気ないし、食べること=作業になってしまうけど、食というのはもっと豊かな時間を提供してくれるし、なによりみんなで食べると美味しい。家のご飯をちょっと多めに作って分けるっていうスタイルをやっていきたい。

その他にもいろんな可能性があると思っています。住みびらき。
みなさんも、少しだけはじめてみませんか?

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