国際協力についての講座@JICA関西

1/6に行われたJICAでの出前講座の感想を備忘録として。
8名の高校生とたくさんお話できて楽しかったです。”国際協力”について、海外について少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいな!と思って話をしています。もしよろしければ。。

生徒さんの感想①

 私は海外に興味があって、今回のイベントに申込みました。そして、林さん、津田さんのお話を聞いて、さまざまな国々について調べたり、実際に行ってみたいという気持ちがより強くなりました。フィジーのお話では、ケレケレのような面白い文化や、病気になる理由を知らないことなど、予想外のお話が多くあって、いろいろ考えさせられるよい機会となりました。特に、ユニセフの支給品の使い方を現地の人が知らなかった話が印象に残っていて、現地の人のことをしっかり考えたり、実際にその場所へ行くことの重要性を感じました。今回学んだことを、これからの自分の考えや行動に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。

生徒さんの感想②

 最初は国際関係に興味がなかったけど、今日の話を聞いてもっと知りたいと思うようになりました。私は外国に行ったことがなく、他文化に触れる機会がなかったので林さんからフィジーの文化について聞くのは、とても興味深く、面白かったです。フィジーでは「知らない」から病気に対処出来ず、ユニセフは「知らない」から本当に必要なものが用意できなかったという話を聞いて、「知る」ことの大切さを感じました。
 これからは、色々なことに興味を持って、調べたり体験したりして知識を身に付けていきたいです。今回は先生に勧められてなんとなく行ってみただけだったけど、次は自分の意思で参加してみようと思います。ありがとうございました。

生徒さんの感想③

 本日の説明会はとても勉強になりました。国際協力と言ったら先進国が発展途上国にお金や技術を提供するイメージがありました。しかし2011年の日本が大きな災害にあったときはたくさんの国や地域から支援を受け取ったというお話を聞くと国際協力のイメージが大きく変わりました。助けてばかりじゃないし、助けられてばかりじゃない。そのようにして世界の必要な場所に必要なものを届けられたらいいと思います。実際に現地に行かれた人の言葉は違いました。ネットでは知ることができない生の意見を聞くことができました。異文化の中に入るから文化になじめないことや知らないことだらけであるはずなのに現地の人たちに近づきよりフィジーのためになるように活動されていた林さんを含めJICA全体が素晴らしい組織だと感じました。日本にいる中で国際協力はできるのかと疑問でしたが今回のお話を聞いて日本にいながらでもできることはたくさんあると思いました。こういった説明会に興味を持ち参加したり、今日学んだことを家族や友人に話して輪を広げることもその活動の一つだと思います。フィジーの人が知らないことやユニセフの人が知らないことがあるように、私たち日本人が知らないことがあります。知らないことを知ろうとする意欲を忘れずに今後の生活に生かしてみようと思います。ありがとうございました。

生徒さんの感想④

 国際協力やJICAの活動についての知識を得たいと思い、今回参加しました。JICAのお二人のお話は初めて聞くことばかりで、特に直接派遣された林さんのフィジーの独特の文化についてのお話を聞くと、私の知らない世界の話のようで面白く、すごく興味が湧きました。現地に行き直接体験された方からありのままの感想を聞けたことはとても貴重な経験になったと思います。また今回参加した事で、自分は世界のほんの一部分の事しか知らないのだと強く感じたのと同時に、改めて私は世界の文化や生活を学ぶことが好きなのだと再認識できました。私も将来、現地に足を運んで自分自身で見たり聞いたりし、実際に体験してみたいです。今回は滅多にできない経験をさせていただきありがとうございました。主体的に行動することを大切にして、今日得た知識を今後に活かしていこうと思います。

生徒さんの感想⑤

 JICAについてのお話、海外協力隊の方の体験談を聞くことができてよかったです。先進国が途上国を助けることではなく困った時に国同士が助け合うことだと、勝手に抱いていた「国際協力」のイメージから離れて本質的な「国際協力」の意味を抑えることができたと思います。体験談では国の文化や課題の他に、実際に現地に行ったからこそ得ることのできるものの見方や考え方を聞くことができて本当に良い時間になりました。国際協力の上で大事だと仰られていた、知ること、自分の目で見て耳で聞いて感じること、行動してみること、シンプルだけど根本的なこれらのことを心に留めて、こ
れからも知識を増やし続け、その知識を行動に繋げることができるようにしていきたいと改めて感じることができました。貴重な体験をありがとうございました。

生徒さんの感想⑥

 私は英語が好きで、ただただ海外に興味があると言う理由で今回のイベントに参加しました。こう言った動機は失礼なことだと思いますが、参加した今は、大きく考えが変わり、大変貴重な体験になったと思います。というのは、JICAやフィジーについて事前に下調べし、私が考えていたことが全く違うものだったからです。まず、JICAの国際活動では、先進国だから、発展途上国だから…という上下関係はなく、単純に困っている人たちを助け合うという考え方に共感しました。そしてフィジーの方のお話を伺い、特に文化について大きな衝撃を受けました。時間にルーズであることを聞いた時、最初は受け入れられないなと思いましたが、ケレケレの考え方を聞いているうちに伝統ある民族の温かい考えなのだと思いました。また、歴史や文化を知った時に初めてその価値観を尊重できるのだと思いました。私は本当に小さな世界しか知らないということを思い知らされた気がします。私は言葉で気持ちを伝えることが苦手で英語で単語を並べた方がストレートに表現できると最近気がついたのですが、もっと他の世界を知ることができれば自分の世界
観を広げられる
と思いました。林さんのお話を伺い、私たちがどれだけ無知で、世界の人たちも私たち以上に無知な人がたくさんいるということを知りました。私たちは勉強することができるという恵まれた環境にいることを活かし、いろいろなことを知る努力をしていくことが今の私にできることだと思います。この度は貴重なお話をして頂きありがとうございました。

生徒さんの感想⑦

 国際的ボランティアや国際協力について興味があり、参加しました。JICAの活動内容や課題について知ることができ、また林さんのフィジーでの体験は私にとって、新鮮でした。特にフィジーの地域性は、日本に住む私にとって、林さんの経験一つ一つに衝撃を受けました。しかし、私の生活や日本の文化と少し違うだけで、とても素敵な文化だと思いました。異文化を受け入れることは決して簡単ではないけれど、受け入れるために見方を変えることが必要だと学びました。フィジーという国を知ることができて良かったです。”国際協力”や”貧困”といった漠然としたキーワードを考えるのはもちろん難しく、行動を起こして、目で見て、耳で聞いて感じることで、自分の中で変化が起きて、周りに影響を与えていくのだと気づくことができました。今回、私の小さな興味によって起こした行動でお二人の貴重なお話を聞くことができたということが私の中の大きな変化です。今まで、言い訳をつけて行動を起こすことを躊躇っていたけれど、自分の好奇心に自信を持って進路を決めていきたいと思いました。お二人のお話は聞いていて、とても楽しかったです。ありがとうございました。

生徒さんの感想⑧

 私は今回担任の先生に勧められて参加しました。まずは事前にJICAについて調べることから始まり、SDGsを中心としながら行われている様々な国際協力の中に"教育”分野があり、元々日本における教育には興味があったので、海外に目を向けて、特に詳しく調べて行きました。フィジーでの国際協力について話してくださった林さんは、フィジー、日本の両方で小学校教師を経験され、フィジーでの活動について詳しく教えていただきました。神戸で教師をされる前にフィジーへ行かれたことについて、国際協力のお話を聞きに来ていながら、1度海外に行くのは回り道ではないかと疑問を持ちました。しかし、林さんが現地での活動について話してくださる様子を見て、世界で一番幸せな国と言われるだけあり、林さん自身も仕事をするだけでなくパワーをもらっていると感じ、またこの経験は決して回り道では無いと確信しました。ケレケレやフィジータイムなど、現地文化について知ること、フィジーが劣っているという考えではなくフィジーにも日本より優れている面があり、また日本にも174カ国からの支援を受けた過去があるので優劣ではなく”違い"として尊重すること、知らない民族語に囲まれた中でも教師として人をまとめること、与えられた物資を効率的に使うこと、人見知りと言ってなんとなくやり過ごせないことなど、多くの経験が教職に限らず日本の活動における自分の自信となり、話に説得力を持たせることができ、様々な場面での自分の武器になるのだと知ることが出来ました。
 私も自分に個性がないと感じるので、今回のお話を受けて、広い世界を見ることの大切さを知ることができ、貴重な経験をすることが出来ました。今回の経験が、また新たに私の武器となり、今まで正直興味のなかった国際的な分野について調べる大きなきっかけとなりました。世界には、私と同じように開発途上国や国際協力に偏見を持っている人、SDGsについて具体的に知らない人が多くいると思います。今回私は国際協力について少しではありますが知識を得ることが出来ました。同じように世界で起こっていることに興味を持つ人が少しづつでも増える世の中になることを願い、私も情報を追っていきたいと思います。本当に貴重な経験をさせていただき、ありがと
うございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?