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晴回(せいかい)

お久しぶりです。

大学生活が始まって一か月。何度か寝坊をし、多少生活に慣れを感じるようになったここ最近ですが、それでも故郷に対する寂しさをぬぐい取ることはできていないように感じています。

月曜日におびえながら課題もすっぽかして執筆している現在日曜日。鬱々としながらも悶々と物思いに耽っていました。

さて、大学に入っていろんなところに友人ができて、行動圏が狭い(インドア派なので)ながらも高校生の時よりは圧倒的に広がった世界で様々な場所に赴いたりして多くの刺激を受けました。一通り刺激を受け終わると少々マンネリ化してしまった生活に向き合わなくてはならなくなる時期が訪れます。大量の課題や理解不足の講義内容。一限を控えた朝の閉塞感。ごはんの準備にうなだれる瞬間。まあいっかと食パンで済まそうとする自身の怠惰さ。

うーんと声を漏らして、目を閉じてゆっくりと息を吐きます。

息苦しいな。

大学生になったら自由にいろんなことができて自分の時間を自由に使えるんだ。そんな言葉はまったくもって正当なもので、真意を見誤っていたのは僕自身でした。しかし、それでもどこか生活に息苦しさを感じてしまっているのは紛れもない事実であり、この感情の所在はどこなのだろうと考え続ける毎日になってしまっている気がします。

少し先のことを考えてみました。

社会人になったら僕は生活していけるのだろうか。規則正しい時間に会社に向かい、業務をこなして、家に帰って就寝。また次の日朝起きて・・・
業種によるということはわかっていますが、やはり自分には向いていない気がしてなりません。お金を得るためなんだからしょうがないと考えようとしても、やはり自身の幸せを保ったまま自立していくことは可能だと考えてしまうのです。

まして大学生の今の時点でこのような感情を抱いてしまっているこの現状は気持ちの良いものではありません。これが俗にいう五月病ってやつか?とも思ったりしますが、それよりも、もっと大きな感情が自分の裡に渦巻いているような気がしてなりません。

地球は回っているんだから晴れは来るのにね。


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