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leaf

笑顔になって、すぐに涙目になって。 部屋の中をせわしなく歩き回り、ふいに止まって、再び歩き回りだす 手に持つペンが動きを止めて目玉はあらぬ方向を捉える。 呼吸は静まり、心拍数が上がる。 息苦しさを感じて、初めて胸の動悸に気が付く。 頭にはクサいセリフしか思い浮かばなくなり、友人との会話もままならない 恋だ。

    • 子供の頃、公園の砂場で砂山を作るのに熱中したことを鮮明に覚えている。 集めて、固めて、そして崩す。 時に砂山を砂場に残しておくこともあったけれど、次に砂場に行くときにはいつも壊されていた。 中学、高校生時代、幾多の恋をしたことを鮮明に覚えている。 出会って、仲が深まって、そして関係は崩れる。 時にうまくいくこともあったけれど、それでも完全に成就することはなかった。 砂遊びをするときには様々な道具を使った。スコップ、バケツ、ふるい等々 これらの道具を駆使して砂山に

      • 晴回(せいかい)

        お久しぶりです。 大学生活が始まって一か月。何度か寝坊をし、多少生活に慣れを感じるようになったここ最近ですが、それでも故郷に対する寂しさをぬぐい取ることはできていないように感じています。 月曜日におびえながら課題もすっぽかして執筆している現在日曜日。鬱々としながらも悶々と物思いに耽っていました。 さて、大学に入っていろんなところに友人ができて、行動圏が狭い(インドア派なので)ながらも高校生の時よりは圧倒的に広がった世界で様々な場所に赴いたりして多くの刺激を受けました。一

        • 弱若(じゃくじゃく)

          こんにちは。ペペです。 前回投稿から時は経ちました。 僕は無事、北海道大学に後期で合格することができました。 そして北海道大学に入学して、現在一人暮らし中です。 三重県出身の僕にとって、北海道は遥か遠くの土地であり、一年前の自分は まさか北海道で一人暮らしをすることになるとは夢にも思っていないでしょう。 新しい環境に身を置いた僕ですが、地元だけでなく親元から長期間離れるのは完全に初めてで、高校生の時の修学旅行で3泊4日そのような経験をしたのでせいぜいでした。 その

          東大落ちのフラーレン

          こんにちは。ぺぺです。 先日、大学受験を終え、只今ひと段落している次第です。 ここに来てくれているみんなの多くは知っていると思いますが、私は前期試験で東京大学理科二類に不合格という結果に終わりました。これを執筆している段階では後期試験の北海道大学の結果待ちという状況です。 さて、大学受験という人生における一大イベントにおいて格闘するにあたり私はいくつかの塾にお世話になりました。当たり前ですが、そのような機関に合否結果を報告するのはお世話をして頂いていた私の義務であります

          東大落ちのフラーレン