誤字脱字を限りなくゼロに近づける
誤字脱字はこの世で特に苦手なものの一つである。文章を読み書きするときにポロポロと現れるそれは、道を歩いていて爪先にちょうど引っかかる小さな段差みたいな存在だ。わずらわしくて、危なっかしい。見るべきものに集中できない。少なくとも自分が書いたものに関しては、文章自体の上手い下手より先に、細かなミスだけでもなるべく撲滅しておきたい。
ライティングの世界に片足突っ込んでから数年経つが、誤字脱字を完全に防いでゼロにするのはとても難しいと実感している。言葉のプロによる何重ものチェック体