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インドの諸もんだい

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#コラム

インドのひとたちとわたくし。(163)ーヒトはどこから悪党になるのか

 デリー公社が街道沿いの長屋スラムをブルドーザーで強引に排除した数日後、同じ道を通りかか…

Mina
2年前
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インドのひとたちとわたくし。(110)-今、どうなっているかというと

 近所のカプール夫人から相談があった。彼女の仕事仲間の弟さんが、カー・ドライバーの仕事を…

Mina
4年前
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インドのひとたちとわたくし。(109)-酒屋をめぐる攻防

 どう考えてもデリー政府は酒飲みの根性と執念を見誤っている。  ロックダウン緩和が発表さ…

Mina
4年前
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インドのひとたちとわたくし。(108)ーみんな、ちょっと落ち着こう

 5月に入った金曜日の夕方、知人からテキストで「ロックダウンは5月17日まで延長だよ」と連絡…

Mina
4年前
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インドのひとたちとわたくし。(107)-コロナ後の世界

 そういえばリタはどうしているかな。ロックダウンでみんな引きこもっているので、すぐ近所な…

Mina
4年前
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インドのひとたちとわたくし。(7)  -道ゆくひと、くるま、どうぶつ

 インドの道路事情および交通事情が悪いことはよく知られている。日本からの駐在員は、ほぼ間…

Mina
5年前
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インドのひとたちとわたくし。(57)-ふたたび大気汚染について

 先週末はほんとうに久しぶりにうっすらと青い空に恵まれた。気温は最高でも30℃程度、湿度も低く、気持ちのよい気候だ。大気汚染さえなければ。  とうとうハリウッドのレオ様にまで心配をかけるようになったデリーの大気汚染である。  先週いっぱいまでは、デリーで奇数偶数の車両乗り入れ規制をやっていたが、実のところ効果は定かでない。この間も大気汚染はひどかったからだ。州政府は月曜日に乗り入れ規制の延長をするかどうか決めるとアナウンスしていた。月曜朝まで週末の好天が続いたので、もしや

インドのひとたちとわたくし。(52)-野焼きと花火と大気汚染

 ディワリの間、故郷のラクナウに帰っていたアガルワルに久しぶりに会ったので、彼の地の天気…

Mina
5年前
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インドのひとたちとわたくし。(31) -チャンディガールの幻想、デリーの奇跡

 デリーの北部、車で4、5時間走ったところにチャンディガールという都市がある。フランスの建…

Mina
5年前
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インドのひとたちとわたくし。(29) -スモール・ワールドと、その境界線

 『スモール・ワールド実験』、『六次の隔たり』としてよく知られているが、6人の人を介せば…

Mina
5年前
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インドのひとたちとわたくし。(10) -携帯電話と「鬱」の関係

 アナンヤは、バンガロールにいたときの私たちのヨガの先生である。30歳くらいだろうか。柔軟…

Mina
5年前
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インドのひとたちとわたくし。(1)  -女の人たちと社会

 「ジェンダー・ギャップの是正やダイバーシティは日本よりインドのほうが先を行っている」と…

Mina
5年前
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