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お米のおもちゃで「なめる」を徹底観察!@赤ちゃん研究所 People「お米のおもちゃ」編part3『ピートラ』Vol.76

ピートラ・お米のおもちゃ編第3弾!
担当はピープル赤ちゃん研究所・きむらです。
今回は、赤ちゃん研究所視点で、「お米のおもちゃだから発見できた、赤ちゃんの『なめる好奇心』」についてお伝えします!


お米のおもちゃで、「なめる好奇心」をもっと見つけたい!

赤ちゃんにとって「なめること」は、と~っても大事な好奇心!
まだ手指がうまく使えない赤ちゃんは、なめることで、形や柔らかさを確かめて、どんなものかを知ろうとしています。
だから、赤ちゃんの「なめる」を研究することは、赤ちゃんの好奇心を理解することに近づく第一歩。

そして、ピープルの「お米のおもちゃ」は、なんでもなめちゃう赤ちゃんのために作られた、なめるためのおもちゃ。
お米の素材のいいにおいや感触が「なめる好奇心」を存分に促してくれるので、なめる様子を観察するにはうってつけの製品です。

自社製品ではありますが、「お米のおもちゃ」で遊ぶ赤ちゃんをじっくり観察したら、「なめる好奇心」についてもっと深くわかるかも!
そんな好奇心に動かされ、赤ちゃん、保護者のみなさん、社員の協力を得て、イベントを行ってきました!


0.ピープル赤ちゃん研究所とワークショップについて

私たち赤ちゃん研究所は、ピープル社内の新規事業チーム。「ピープル流赤ちゃん観察」を、社会に広めることを目的に活動しています。

ピープル赤ちゃん研究所についてはこちらもぜひご覧ください
▶ピープル赤ちゃん研究所HP
▶PR TIMES STORY 好奇心ドリブンで走り続ける「ピープル赤ちゃん研究所」の軌跡。経営者が語る、パーパス経営の実践に欠かせない理由とは

普段私たちは、パパママに「赤ちゃん観察」の場と視点を提供する「赤ちゃんをあじわうワークショップ」を開催しています。これは、赤ちゃんがありのままで過ごせる空間、赤ちゃんの好奇心を引き出すアイテムをご用意。パパママ、他赤ちゃんの育児者と一緒に赤ちゃんを“全肯定”観察をして、赤ちゃんの好奇心や個性に気づくワークショップです。

「赤ちゃんをあじわうワークショップ」のようす

今回、新製品発売をきっかけに、「お米のおもちゃでなめる好奇心を存分に観察してみたい!」という好奇心が刺激された私たち。
「赤ちゃんをあじわうワークショップーお米のおもちゃ編ー」と題し、生後2~8ヶ月の、ピープルこどもモニターの赤ちゃんとママパパ9組にご協力いただき、オリジナルワークショップを行いました。

新製品「お米のどうぶつでんしゃセット」と、すでに発売されているお米のおもちゃシリーズ。
これらで遊んでいる姿を観察していきます。


1.「思ってた以上にめちゃくちゃなめる!!!」

ワークショップを開始して、まず思ったことがこれでした。

だいたいの赤ちゃんが、お米のおもちゃの製品をどれか一つでも見せると、ぱっと手に取り、すぐになめ始めます。
夢中でなめるあまり、よだれが止まらない赤ちゃんたち。

赤ちゃんの「なんでもなめちゃう」姿はたくさん観察してきたし、お米のおもちゃがその姿を引き出すことはよく知っていた私たちでしたが、それにしても一生懸命なめている赤ちゃんの多いこと。
赤ちゃんたちを引き付ける、お米のおもちゃの魅力(魔力?)がそこでもここでも発揮されている!改めて、お米のおもちゃのすごさを実感しました。

一心になめている赤ちゃんたちの様子を見くらべたり、細かく観察したりする中で、出会ったエピソードを紹介します。


2.「なめたい好奇心」を満たすにはまず「持ちやすさ」が必要

ワークショップに参加してくれた、4ヶ月の赤ちゃん。
おもちゃによっては、握って口に持っていくのが難しいようす。
でも、左手のこぶしをよくなめているので、「なにかを手で引き寄せてなめたい!」という好奇心はありそうです。

それならこれはどうかな、と、口元に「お米の歯がため」を近づけてみると……自分でおもちゃを押さえてなめることができました! そのあとは、しばらく夢中でなめなめしていました。

このとき、「お米の歯がため」の少し長くて、平べったい形が、より強くなめる好奇心を引き出したんだと気づきました。
この薄さ、サイズ感であれば、口元に置いて手を添えるだけで、あごや胸に支えられて安定します。口元に常にある状態を作れるから、自分のペースで思う存分なめられたのです。

「お米のなめなめスプーン」。
細い柄が握りやすく、かつ、自然な姿勢でお口に入ってくるジャストの長さになっているので、じょうずになめていました。

低月齢の赤ちゃんの「なめたい」を思う存分満たすためには、うまく口の中に置いておく必要があり、そのためには、まずは「その子にとって持ちやすいこと、口に運びやすいこと」がカギ

そして、なめることを研究していくうちに、赤ちゃんは手の使い方を学んで、いろんな持ちかたができるようになるのかも、と思いました。

2ヶ月の赤ちゃんもなめたい気持ちでいっぱい!
握って口に運ぶのは難しいので、ママに持ってもらっていました。


3.なめたい!が引き出す「持ちかた」のバリエーション

というのも、その持ちやすさから、さきほどの赤ちゃんにとって、「なめる好奇心」を引き出すきっかけになった「お米の歯がため」。
ワークショップ全体で見ても大活躍で、たくさんの赤ちゃんたちが、いろんななめかた・持ちかを見せてくれたから。

うつぶせで、両手でつまむようにしてなめる赤ちゃんもいれば、
同じ両手持ちでも、片手を穴に入れて、反対の手で支えるスタイルの赤ちゃんも。
穴に親指を入れてぎゅっと握り、口元に持っていってなめる赤ちゃんこちらの赤ちゃん。
今度は穴に人差し指と中指を入れて、お顔に対して垂直に口に入れるスタイルに変わっていました。

「こうやってなめたい!」の気持ちが、新しい持ちかたの発見につながったり、偶然できた持ちかたが、また新しいなめ心地に出会わせてくれたり
この繰り返しで、「なめる」も「持つ」もバリエーションが広がっていくんだろうな、赤ちゃんたちの姿を見て感じました。

「お米のなめなめスプーン」の新しい持ちかた、大発明!

4.「お米のおもちゃ」はいろんな持ちかたで、「なめる好奇心」を満たせるラインナップ

「なめる」と「持つ」には深く関係しているのかも、と考えると、お米のおもちゃシリーズのラインナップの豊富さは、赤ちゃんたちの「なめる好奇心」を、いろいろな持ちかたで応えるものでもあるな、と思います。
例えば、シリーズの新製品「お米のどうぶつでんしゃセット」には、3種類のパーツが入っています。

新製品のお米のどうぶつでんしゃセット
(2024年7月下旬発売予定)
▶商品情報はこちら

手のひら全体でしっかり握れるサイズ感の「つみき」。

くりぬかれていて、ちょっと柔らかい「どうぶつ」パーツは、中に指を入れられたり、つかむと少したわむので、小さいお手てにもフィットします。

※画像には実際の製品と形状の異なるパーツも含まれています。

1台でも、つなげても遊べる「でんしゃ」。
タイヤのでっぱりに指をひっかけて持てるし、リングは細めで握りやすいです。


このように、「なめる好奇心」を、こだわりぬかれたお米素材と、さまざまな形状のラインナップで満たしてくれる「お米のおもちゃ」シリーズ。
15年愛され続けてきた秘密を実感でき、改めて、とってもいいおもちゃだなと思いました!

赤ちゃんの「なんでもなめちゃう好奇心」に応えたいパパやママ、育児者のみなさん、「持ちかた」にも注目して、ぜひ、「お米のおもちゃ」シリーズから、わが子にピッタリな商品を探してみてくださいね!

ピートラ「お米のおもちゃ」編 こちらもぜひご覧ください!
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お米をおもちゃに変えた愛と狂気。People「お米のおもちゃ」編part2『ピートラ』Vol.74
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