12/21火：立ち眩みには健康な生活を。

昨日の夜は、久しぶりに湯船に浸かってゆっくりした。

私はこの数年は夏でも冬でもシャワーのみで済ませてしまうことが多いのだが、帰宅が遅れたときには自分より前に風呂に入った家族がいるので、お風呂が沸いているのだ。

湯船に浸かって一息つくと、日々の色々な考え事がモヤモヤと頭の中をもたげてくるが、暑くてボーっとしてくるので思考は進まない。

そのうち、だんだん眠くなってきてウトウトしてくる。うつむいてくると口が水面につき、呼吸ができなくなってハッとして起きるということを繰り返すのである。

思わず長時間浸かってしまったと思って立ち上がり、風呂の扉を開けると、外から冷気が流れ込んで寒いのは毎日のことだ。

体を拭いて着替えていると、何かいつもと違う感覚がする。そして、脱衣所から一歩踏み出すと、頭がクラっとして倒れそうになった。普段ならその後ドライヤーで髪を乾かすところだが、それをする余裕もなく、何とか部屋まで移動して布団に飛び込んだ。

全身が痺れていながら、血が駆け巡っている感覚に襲われる。この感覚は、そう、あのワクワクワクチンを打った日の出来事に近かった。

恐らく、湯船に浸かって温まった後で急に気温が低いところに出たから、血圧が急降下してしまったのだろう。

しかし、普段はそんなこと全くなかったのに、なぜ今日だけそれが起きたのか。

よく考えれば、今日の朝は寝坊をして、朝食を食べるのを忘れていた。昼と夜は食事を取ったが、おそらくそれでも総量が足りていなかったのだろう。

低血圧で倒れるという経験は、人生のうちでほとんどしてこなかったが、この1、2年で段々と増えてきたように思う。

自分ももう若くはないのだから、食事も含めて健康には一層気を遣わなければ、と思った。