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【2024年5月】変態文学飲酒会レポ


吉行ゆきのさん(@sakekakutoku)主催の変態文学飲酒会。
私は今回で3度目の参加となり、リピーターになりつつあります。
確かに感じたのはイベント自体がとても魅力的で面白く何度も参加したくなるということ。

そんな何度も参加したくなる変態文学飲酒会のレポを前回と同様書いていきます。


変態文学飲酒会レポ

参加した人の男女比・社会属性

今回の参加者は男性の方が多かった印象。
社会属性的には社会人がおそらく一番多く、次いで院生(北大)、大学生だったような記憶があります。

男女比や社会属性などは毎回のイベントごとに変動していますが、ずっと変わらないのは皆早い段階で打ち解け、仲が良くなっているということ
何度も参加している人や初めてイベントに来る人など状況は様々ですが、変なわだかまりはなく、友好的な関係を築けているのは変態文学飲酒会の素晴らしい点だと思います。

男女の隔たりもなく、酒を飲みつつ楽しく会話をし(酒が飲めなくても大丈夫)、和気あいあいとしていました。
「変態」、「飲酒」と聞くと「ちょっと治安が…」みたいな印象を持つ人もいるかもしれませんが、秩序は保たれており、安心できる空間となっていました。

参加者の悩みに対する吉行さんのアドバイスが秀逸(笑)

詳しく書くとプライバシー的な問題が絡んでしまうのであまり言えないですが、参加者の中に「自縄自縛に悩んで」いる女性(!?)がいました。

私もその場にいて聞いていたのですが、彼女の悩みに対し吉行さんがめちゃくちゃガチで明快なアドバイスをして、悩みが解決するという事象が起きました。
吉行さんは変態的な面はあるけれども、その一方で直面している悩みや問題に真面目に答えてくれるので、すごい(笑)
知識の幅が広いので、その人の性格や状況にあった解決策を提案できるので、吉行さんの知性の高さを改めて実感しました。

エロをアカデミックなコンテンツに昇華する吉行さんのすごさ

変態文学飲酒会には毎回吉行さんが大学院で使用している資料(本や論文の記事など)があるのですが、総じて学術レベルが高い。
資料の中には一見すると、性的要素が強いものもあるのですが、社会的背景や歴史の知識がないと読み解けないんですよね。

人によっては「エロ」や「性」などのコンテンツを卑猥なものにしてしまうけれども、吉行さんはそうはさせず学術的なレベルに昇華している点が本当に素晴らしいと思いました。
そういう点(エロをアカデミックなものにしている点)が変態文学飲酒会というイベントのリテラシーを高めて、治安を良くしているのかなと思いました。

イベントに参加して本を読むたびに「こういう本があるのか!」と驚きと新鮮な気持ちになります。
文学に興味がある方はぜひ参加したほうがいいでしょう。

全体の感想

普段関わらない人と話すことができる

「変態文学飲酒会」というイベントの性質上、様々なタイプの人が参加します。
そして皆、個性が強い。

普段関わっている人は大学の友人であったり、会社の同僚など自分と性格や趣味嗜好などが似通っている、みたいなパターンが多いと思います。
が、イベントに参加することで自分とは全く異なるタイプの人と話すことができるので、視野が広がります。

また、参加している方は皆優しいのですぐに打ち解けられますし、吉行さんはもちろん面白いですし(笑)、人間関係の幅が広がると思いました。

カオスだが秩序は保たれている

既に述べましたが、治安が本当に良い。
イベントによって学生の割合が高かったり、社会人の割合が高かったり、男女比が異なったりするけれども、治安の良さは変わることなくずっと続いています。

それでいて、カオスな話題(既に述べた自縄自縛の話など)も展開されていたりしてとても面白いです。
まさにカオスだが秩序は保たれたイベント(笑)。

治安の良さ、バックグラウンドが異なる人との出会い、吉行さんの人柄が相まって、イベントがより良いものになっていると感じました。

今回もまた最高のイベントでした。

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