見出し画像

若い時のチャンスは買ってでも掴むべき

 Xを見ていたら「若い頃の苦労は買ってでもしろ!苦労すれば出世することができ、年収も上がる!結婚もできるし…(以下省略)」といういかにも人生の「テンプレ」的なことを言っているビジネスパーソンを見つけました。

 いかにも労働に毒された発言だと思うのですが、重要なのはそこではなく。

 私は若い時は苦労ではなく、チャンスを買ってでも掴むべきだと考えています。それが重要な点。

 若い時はチャンスに満ち溢れています。失敗しても人生に大きなダメージをくらうことはないですし、行動範囲が広いので、様々な人と関わることができます。環境が変化するイベントも多いので、人生がドラスティックに変わりやすいんですよね。

 人生が変化しやすいからこそ、自分にとってのチャンスを掴む可能性がある。多様な人と関わる機会があるのでそこでビジネスチャンスや就職転職をすることができるかもしれない。海外に住みたければ、ひょんな人との出会いから実現することができるかもしれない。

 上記のようなチャンスがあるので、多少金がかかったとしても積極的に挑戦していくべきなのです。

 歳を取ると若い時のような変化が起きにくくなります。人間関係や環境がほぼ同じなので、人生を変えるような出来事はなかなか来ません。行動範囲も体力的な衰えなどであまり広範囲に動くことができません。だから出会いのチャンスも減ってしまう。

 そういう状態でチャンスを得ようとしてもかなり難しいと言えます。

 日本人はとかくやりたいことを先延ばしにする傾向があります。「貯金がたまってからやりたいことをする」と言い、若い時はコツコツと金を貯めまくり、好きなことややりたいことを我慢する。

 金を貯めることそれ自体は悪いことではないですが、若い時に行動範囲を広げなければ、後々人生かなり損します。歳を取ることでやりたいことができなくなることに加え、人間関係も固定したままで今の人生の延長上をすごしてしまう。

 若さは他の何物にも変えられない資産です。無限のチャンスを掴むことができる。だからこそ、その資産を活用し人生をドラスティックに変えていくべきなのです。

 金は足りなくてもなくても後から回収できます。しかし、若さはその時に活用しないと価値が低くなっていきます。

 若い時のチャンスは買ってでも掴むべきです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?