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働きたくないという理由で無職やフリーターを続けるのはよくないという話

タイトルでエラそうなことを書いていますが、私自身過去に無職経験があります。
東京から北海道へUターンした時は1年半近く実家無職をしていました。
無職ライフは最高で、好きな時間に起きれるし(と言っても7:00ぐらいには起きていた)、寝れるし(と言っても23:00ぐらいには寝ていた)言うことなし。
会社勤めのように9時間拘束されることもなく、24時間好きなことができます(私は英語とフランス語の勉強をしていた。あと実家のネッコをもふりまくっていた)

今、働きたくなさすぎてフリーターや無職をやっている人もいると思います。
働きたくない気持ちはわかります。
週5日1日8時間の労働(拘束時間は9時間)に対して休みがたったの2日しかない、それでいて長期休暇はMAXで10日ぐらいしかない。
そんな状況で働くぐらいだったら、無職やフリーターを続けたほうがマシと思うのは当然だと思います。

無職やフリーターになると、時間の融通が利きやすくなり、自分のペースで生きることができます。
しかし、その状態をずっと維持することはできません。
無職でも(実家無職を想定)、親が死んだら命綱が切れますし、フリーターもずっとこの先続けたら体力の衰えとともに働けなくなってしまいます(それは普通の労働者でも同じだが)。

「だから正社員になって働け!」というわけではないのですが、金は定期的に得られるようになったほうがいい。
どうしても、働いて金を得るのが嫌なら、投資で稼いでもいいし、投資が無理なら誰かの「ヒモ」になるのもいい。
一定期間、会社で働いて独立するというのもありだし、(もし可能なら)いきなり独立するのもいいでしょう。

生きていると、やはり金がかかります。
テクノロジーの影響で社会は大きく変わるでしょうが、資本主義がいきなり崩壊し「今日からお金を介した取引はなくなりまぁす!これからは物々交換ですぅ!」みたいな状況になるのは考えにくいです。
AIが仕事を奪おうが、日本が衰退しようが、とにかく金はかかる。
だから、収入源を確保したほうがいい。

そういう意味で、フリーターや無職は非常にもろい条件で生きていると言えます。
実家がとてつもなく太くて資産を相続できる状態ならともかく、だいたいの人は恵まれた状況ではないでしょう。
一時的にフリーターや無職をやるのは問題ないと思いますが、何十年もずっと続けると人生が厳しくなります。

労働でも勉強でも趣味でも、何かを継続すればそれは資産となりますが、無職やフリーターを継続しても資産は生まれませんし、むしろ人生における負債になってしまいます。

したがって、どこかのタイミングでフリーターや無職は辞め、まとまった収入が得られる仕事を見つけたほうがいいでしょう。
生きている以上はどうしても金が必要なのです。



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