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何かを学ぶのに遅すぎることはない

SNSを見ていると、「20代の頃に〇〇を学んでおかないと人生終わる」とか「TOEIC900点は大学生の時にとっておけ。30代では遅い」みたいな説教くさいことを言う人たちをたくさん観測します。

彼らにとっては学びは若いうちにやるものという考えがあるらしく、年をとってからの勉強はあまり意味がないと思っているよう。

しかし、私は何かを学ぶのに年齢は関係がないと考えます。
なぜなら、人間はいつ何に興味を持つかわからないから

たとえば、若い頃は英語をひたすら極め、その他外国語に興味がなかったのが、50代60代ぐらいになって急にポルトガル語に関心を持ち始めるみたいな可能性だってあるはずじゃないですか。
それなのに、「50代60代は脳の機能が衰えているから、勉強なんて無意味。ましてや外国語なんて不可能wwww若い頃にやっておけよwwww」みたいなSNSのマウントマンの言うことを真に受けとめ、勉強をしなかったら、後悔することになるでしょう。

自分の興味があるものを学ばない。
大金が必要なわけでもなければ、何らかの覚悟もいらない。それなのに年齢を言い訳にして何も学ばなないのは自分の視野を狭めることになります。

外国語に限らずですが、若い時はあまり学ぶことに興味が向かなかったものの、年を取ってから何かを勉強したいという人も一定数いると思います。
学びたいという気持ちが出てくるタイミングは人それぞれなのです。
だからこそ、つねに常にアンテナを張っておいたほうがいいし、いくつになっても学びを受け入れるスタンスを取っておいたほうがいい。

年を取れば、確かに脳の機能は弱まるかもしれませんが、そのことが学ばないことの理由にはならないのです。

日本人の多くは勉強とは若いうちにやるもの、それも大学受験の勉強こそが至高であると考えていますが、学びとは死ぬまで続いていくものなのです。

何かを学ぶのに遅すぎるということはありません。



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