キャリアカウンセリングの現場から学ぶ自己理解と気づきの大切さ

先日、８月第一週目のキャリアカウンセリング実践勉強会が開催されました。
参加者の皆さんが、キャリアカウンセリングとコーチングの違いについて熱心に議論し、自身のキャリアについて振り返る貴重な機会となりました。

テーマ部屋では、キャリアカウンセラーの会員さんが、カウンセリングとコーチングの役割の違いについて解説しました。参加者からは、「カウンセリングでは困った状況からゼロに戻り、そこからコーチングが始まる」といった意見が挙がり、活発な意見交換が行われました。参加者からは「カウンセリングとコーチングの違いがよくわかった」「自分の立場を客観的に見直すことができた」といった感想が寄せられました。

他のルームでも、様々な話題が出されました。定年退職を控えた参加者からは、これからの5年間をどのように過ごすかについて熱心な議論が交わされました。また、キャリアコンサルタントとして活躍する参加者からは、大学や企業での実践経験が共有されました。参加者の一人は「普段一人で考えがちだが、言葉にして共有できたことで、自分の気持ちが整理できた」と話していました。

一方で、キャリアカウンセリングとメンタルカウンセリングの違いについても議論が行われました。キャリアコンサルタントとしての立場から、メンタルヘルスの問題が疑われる相談者への対応について、専門家の助言を求める声もありました。

今回の勉強会を通して、参加者それぞれが自身のキャリアについて振り返り、新たな気づきを得られたようです。キャリアカウンセラーとしての役割は、単なる個別の相談支援にとどまらず、参加者同士の対話を促し、お互いの気づきを生み出すことにもあるのだと感じました。

次回の勉強会は8月下旬に予定されています。メンタルヘルスとキャリアカウンセリングの関係性について、専門家の講演を予定しています。キャリアに悩む方はぜひご参加ください。

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