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【雑談】「ウィズコロナ」×「ローカル」

今回は、地方在住者として「ウィズコロナ」と「ローカル」について思考してみます。

2020年、コロナ元年の半期で変わったこと

コロナウィルスの拡大、その対策としての外出自粛要請の影響で「変えたほうがいいけど、でも変えられないよね」という結論で終わっていたものが、半ば強制的に、そしてものすごいスピードで変わったのというのが2020年上半期の印象です。

代表的な変化が「コミュニケーションのオンライン化」。会議をはじめとした、人との交流のオンライン化は全国のいたるところで実施されるようになりました。このようなオンラインコミュニケーションは一部の先端を行く人のものだけではなく、もはや、多くの人にとっての当たり前になりつつあります。

今後もオンラインを活用する人や、オンラインを使えるようになる人はどんどん増加していくと思います。むしろ、さまざまなサービスを受けたり物事を進めるうえで、オンラインを使えることは必須になってくると感じています。

オンラインによる距離的ハンデの解消

これもよく言われていることですが、ウィズコロナ時代、というかオンライン化がもたらす利得は「距離的ハンデ」の解消です。

オンライン会議やオンライン飲み会などで、遠距離の人とコミュニケーションをとったことがある人なら、一度はこう思ったんじゃないでしょうか「あれ? これでもいいんじゃね?」と。
自分自身も、今回の外出自粛中に人生で初めてオンライン飲み会をしましたが、普段なかなか会えない遠方に住む友人とも十分コミュニケーションを楽しめました。もちろんリアルで会う楽しみには勝りませんが、必要十分でした。
自分がどこに居るか、相手がどこに居るのかはもはや重要な問題ではなくなっていると思います。

オンライン化により距離的ハンデがなくなることで、極端な話、全世界の人とコミュニケーションを取ることも可能です。

ウィズコロナ時代ではもはや距離的ハンデは存在しないと言っても過言ではない時代かもしれません。

ウィズコロナ時代にローカルが取り組むべきこと

ここからは、ウィズコロナ時代にローカルが取り組んでいくべきこと、ウィズコロナ時代の公共事業について考えてみます。(個人的にぼんやりと考えてみたことです。)

ひとつは、地域に住む人の「オンライン」に関するリテラシー水準向上です。ローカルに住んでいて感じるのは、周りに老人が多いせいか、オンラインに関するリテラシーを持った人が少ないということです。
ICTは若い世代の人だけのものではなく、老人も含め、これからの時代を生きる人すべてに必要になってきます。今後ますます、生涯学習のテーマとして「ICT」は必須だと感じます。

今後、世界のあらゆるサービスがオンラインを通じて提供されるようになってくると思います。そんな時代の変化に乗り遅れてしまう人を生まないようにしていくことは、今後の求められる公共事業のひとつだと考えます。

もうひとつは、世界をターゲットにした「関係人口」の構築です。人口減少対策として挙げられる「関係人口の構築」ですが、オンライン化が進むことで距離的ハンデは解消され、関係人口はより築きやすくなっていくと思います。それも、日本だけにとどまらず、世界中をターゲットにしたものです。

そのために、ローカルが自分たちの情報を発信することは、今後ますます重要になってくるのではないかと思います。情報発信を頻繁に行うことで、より多くの、世界中の人との接触が可能になります。発信する情報は、その地域の良い部分をPRするだけではなく、地域が抱える問題を一緒に解決する人を集めて(アイデアを集める)もいいかと思います。

オンラインの使い方が関係人口増加の一つのキーになるのではないかと考えます。

ポジティブに活用する

コロナをきっかけに、変えきれなかったものを変えたり、新たに取り組めることはまだまだたくさんあると思います。
コロナの影響で大変なことも多いですが、この騒動をポジティブに活用できれば、そんなことを思いながら、今回は「ウィズコロナ」と「ローカル」をキーワードに思考してみました。

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