【読書感想文 No.2】なぜ、彼らは「お役所仕事」を変えられたのか?
今回読んだ本
『なぜ、彼らは「お役所仕事」を変えられたのか?』
加藤年紀 著
読む目的
・モチベーション向上のため。
・仕事のやり方、進め方のヒントを得るため。
読書メモ
5年、10年たったとき「あのときやらかしたな」という酒は一緒に飲める。けど、「お前は何もやらなかったな」という酒は飲めん。
「オンとオフをつなげる」
個人の活動が組織の活動とつながり、組織の活動が個人の活動につながる時代。
税金で食っているからこそ、一生懸命、市民全体のために仕事をする。
悔しさをバネに、勉強し続ける道を選んだ。2年間、平日の夜と土曜日に学校に通い、勉強し続ける道を選んだ。39歳で資格を取得。自分にしかできない仕事領域を作ることができた。
違和感のある事柄をノートに書き溜める。課題ノートとして、大体300個ほどの課題を書き溜めている。
「俺がいるうちだけは問題が噴出しないでちょうだい」ってのは、逃げそのものじゃないかと思っている。
コツコツと信頼を得る
やりたいことを実現する職員は、それに相応する信頼残高がある。
公務員である前に、一人の人間として
一人の人間として周囲や地域に向き合うことで、深く共感できる仲間に恵まれた。
「この給料でここまで働いてくれるの?」って思わせたい。
思いついたことをやると、また次にやりたいことが出てくる。そうするとバーッと視界が開けて、ワクワクする世界がどんどん広がっていった。
読了後
10人の公務員の取り組みや仕事への想いが、ルポ形式で綴られた一冊。タイトルからも、公務員だけが共感できるような内容かと思ってしまいますが、そんなことはありません。お役所、民間関係なく、組織で働くすべての人に響くヒントが詰まっている本だと思います。
10人の事例を通じて、自分の仕事に対する思いや取り組み方はどうか? 改めて考え、モチベーションが向上するきっかけとなりました。
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