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薬とのお別れ(パニック障害体験記⑤)

パニック発作を起こしてから、毎日ソラナックスという薬を飲んでいました。

ちょうどその時、風邪をこじらせて久しぶりに喘息になってしまい(私は小さい頃、ひどい小児喘息でした)同時に気管支拡張剤の薬も飲むようになりました。

2つの薬で毎日の生活は送れていたので、さほど問題にも感じず約2年の間、薬を飲み続けていました。

そんなある日、またあんまマッサージのおばあさんの所へ行く機会がありました。

その時に、おばあさんから、これから先、いつか出産するかもしれないのに疑問を感じずにそのまま薬を飲み続けていいのかと真剣に話をされました。

その話に衝撃を受けた自分は、病院の先生に飲んでいる薬が妊娠に与える影響のことを尋ねました。

でも先生は、確率論をさらっと話すだけで、真剣に答えているようには見えませんでした。

薬を減らしたい気持ちも伝えましたが、協力的な姿勢は感じられませんでした。

その時に思いました。

自分の身体は自分で守らねば!

病院の先生は今の自分の症状を抑える薬の処方はできても、私の先の人生ことまでは真剣に考えることはない。

なんと、その日から私はソラナックスも喘息の薬もぱったりやめてしまったのです。(これは非常に危険なやり方だと思いますので、おすすめしません!)

後で、病院の先生に叱られました笑

でも、結果的に自分にとってはいい決断だったと思います。

ただ、薬をやめると同時に、サプリ的なものをとったり、食生活は見直しました。

また、ソラナックスがないと不安感に襲われる時があったので、常にお守りがわりにソラナックスは持ち歩いていました。

そんな感じで、薬との別れは突然あっけなくやってきました。

そしてしばらく、薬とは縁のない生活が続くのです。

続く


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