令和4年3月3日の昼飯
本日、食したカップラーメンはこちら!
大黒食品工業
「味噌ヌードル」
風味豊かな合わせ味噌味
だぁぁぁぁぁぁ!
早速! いただきます!
うん、食べられる。というか、いいんじゃないでしょうか!
まぁ、この味噌の味であるが、どことなく酸味を帯びている。
なんとなく酸っぱいような感じで風味が強い。
個人的には、嫌いではない。
ただ、地域によっては受け付けない人がいるような気もする。
どうしても、味噌というのは地域の味の差が大きいため、ちょっと個性的な風味だと毛嫌いされがちだと思うのだ。
他のメーカーのように大衆になるべく合わせた味とは、ちょっと違うかな。
でも、悪くはない。
逆に個性的でいいと思うんだよね。
ということで、今日は「大衆」つながりのお話を!
Lv1のモンスターしかテイムできないと言う理由で追放されたが、どうやら俺はモンスターを進化させることができるようでスライムが幼女になっちゃた、でも、俺のパンツを下げるのやめてくれ!
「あぁぁ! 疲れた! マネージャ! お茶!」
朝のお新香しんこ占いのコーナーを終えた【イーヤ=ミーナ】が、控室の粗末な椅子に体を投げ出した。
このお新香占い、テレビを持っているキサラ国の貴族たちの中では、結構人気なコーナーのである。
しかも、収録場所が大衆食堂【ぼろもうけ】で行われているため、テレビを持っていない庶民たちも、毎朝、こぞってその収録を見学に訪れるのだ。
そのおかげで食堂【ぼろもうけ】は超満員。
立ち見でお茶漬けをすする者もいるのである。
そんな食堂の奥でミーナのハツラツとした声が響く。
「今日のラッキーお新香はぁ! タクワン! タクワンを食べているアナタは超ラッキー!」
食堂でタクワンをかじっていた男たちが絶叫をあげる。
そして、ミーナは、わざとらしく泣くふりをするのだ。
コレが意外に男たちにはウケがいい。
「そして今日のアンラッキーお新香はぁ! なんと梅干し! 梅干しを食べているアナタは残念さ~ん! そんなアナタにミーナからおまじない! 今日一日、元気になぁ~れ♪ チュッ♥」
パッと笑顔になったミーナが、テレビカメラに向かって投げキッス。
そんな見えないキスマークを男たちが歓喜の声を上げながら奪い合う!
これが平日の朝のいつもの光景なのだ。
まぁ、つらい現実にこき使われる男どもの、その日一日の活力源と言って過言ではない。
ちなみに、キサラ王国の【コラコマッティア=ヘンダーゾン】も、この番組の隠れファンの一人である。
収録が終わり控室に戻ったミーナにマネージャが急いでお茶を手渡した。
そんな時であった。
ミーナがいる控室のドアが勢いよく開いたのだ。
そこには、【イーヤ=ミーナ】が所属する芸能事務所【ジュ・センドー】のセンドウ社長が飛び込んできた。
急いでいたのだろう、せっかく整えていた金色のリーゼントが疲れたように崩れている。
色鮮やかな赤いアロハシャツも、汗を吸ってところどころ薄黒く宵の空模様へと色を変えていた。
「ミーナちゃん! ミーナちゃん! 超VIPの仕事が来たわよ!」