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令和4年4月25日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!


ACECOOK
「〇旨 ワンタン中華そば」

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
あ~! 至福の時!
 
めんどくさい仕事を片付けた後に頂くカップラーメンの旨い事!
もう、幸せ!
一時はどうなることかと気をもんだが、
終わってしまえば、大したことがなかった。
 
まぁ、大体の事はこんな感じなんだよね。

逆に、大したことないから余裕とぶちかましていると、大炎上することは多々ありますね。
何事も、日ごろの用心が必要ですな。
転ばぬ先の杖!
石橋を叩いて! 叩いて! 砕き割る!
 
という事で、今日は「めんどくさい」つながりのお話を。

レベル上げなんてかったるい!異世界の担当女神は配達員!スマホ片手にブリーフパンツの変態勇者(自称)と無双する!なぜか幼女がゾンビになっちゃったのでテイムしたら保険金目的で殺されそうなんだって!復讐よ!

「なんで裸なのよ!」

「何を言っているのだ、俺は最初から裸だが」

 少年の裸が恥ずかしいのか優子は手で目を隠し、もう一つの手でスクールバックの中をごそごそとあさった。
 そして、何かを掴むと少年に突き出した。

「これでも着てなさいよ」

「これなんだ?」

 少年は優子に突き出されたものをつかみ取ると、顔の前でまじまじと眺めた。

「服よ! 服! あんた服も知らないの?」

「俺、ずっと裸だったからな……悪いか」

「その人間の恰好で、裸だったら、不審者よ。少年と言えども不審者よ!」

「そうか……だったら、こんなヒラヒラよりも、もっと格好いいものはないか。
 そうだな、勇者みたいな!」

 少年は目をキラキラさせながら尋ねた。

 おいおい、お前……先ほどまで死にそうではなかったのか?
 しかも、目の前の小娘は、お前を殺そうとしていたのだぞ……
 しかし、少年は、初めて身に着ける服なるものに興味が移っていた。

「ちょっと、あんた、言えばいいってものじゃないのよ。身に着けるには、それ相応のレベルが必要なんだから。あんた一体レベルはいくつよ!」

 優子はスクールバックの中をごそごそと探しながら確認した。

「大体のものなら大丈夫だと思うぞ。だって俺、レベル99だから」

「はい?」

「だから俺、レベル、カンストしてるから」

「はい?」

「あぁ、めんどくさいなぁ」

 少年は、先ほどの優子と同じように目の前の空間で手を振った。
 すると、またも青い光を発した板状のステータスが現れた。


 氏名 ヤカンドレル=ゴールデン=ドラゴン
 年齢 902歳
 職業 ドラゴンの王
 レベル 99(負傷中)

 体力 999,999→120
 力 999→100
 魔力 999→100
 知力 299→30
 素早 200→30
 耐久 555→30
 器用 899→30
 運  5→3
 固有スキル 
 死亡回数 0

 右手装備 なし
 左手装備 なし
 頭装備  なし
 上半身装備 なし
 下半身装備 なし
 靴装備 なし

 攻撃力 999→100
 守備力 999→100

 所持金 102,999,892
 パーティ なし

 少年のステータスを覗き見る優子。
 目が点になっている。

「なっ!レベル99だろ」

 そいうと、得意げにヤカンドレル=ゴールデン=ドラゴンの少年は、ステータスをしまった。

 驚く優子は、必死になって口を動かした。
 そして、何とか言葉を絞り出す。

「あんた……本当にヤカンドレル=ゴールデン=ドラゴンって言うんだ……」

 少年は咄嗟に優子を見て固まった。
 レベルに驚いたのではなく、名前ですか……というか、先ほど名のったのに、あなた、全く信じていなかったのですか。

 いやいや、それ以外にも驚くところあるだろう。


 一応、俺、ドラゴンの王だぞ……


 第8話 ドラゴンの王(5)より

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