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令和5年1月4日の昼飯


本日、食したカップラーメンはこちら!

NISSIN
あっさりおだしがおいしい
日清のどん兵衛
「旨だしカレーうどん」
豚の旨みとWだし 鰹節×昆布

だぁぁぁぁぁぁ!


早速! いただきます!
 
新年、あけましておめでとうございます。
 
頭の中はまだお正月ぼけモードですが、今日から仕事始め!
頑張っていかなければ!
今年は何かといろいろと変化が起こる予定なのです‼
加齢によるボロボロの体、そして、先の短い時間がもつのか心配……
まぁ、やるだけやっていたら、何とかなるでしょう!
 
ということで、華麗なる新年一発目を記念して、いろいろかけてみました。
って、エッチなお汁の事じゃないぞ!
言葉だよ! 言葉!
 
えっ?分かんない?
ふっ! ならば教えてしんぜよう!
 
華麗とカレー、そして加齢をかけたんですけど、どうです♡
 
えっ? なに?
うどんはどこに行ったのかって?
そんなの知らんがな!

ということで、新年一発目は「ならば教えてしんぜよう」つながりのお話を!

①俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます 一部一章

 タカトはウチワについた風力のダイヤルを逆に回す。
「さぁ俺のもとに集え! 乙女の残り香、違った……カマキガルの残り香よ!」
 そして、辺りかまわずウチワを振りだしたではないか。
 次々とウチワから飛び出す凄い風!
 じゃなかった……
 そう、今度は、ウチワに向かって凄い風が吸い込まれていったのだ。
 それはまるで掃除機のよう。
 ウチワを通してタカトの背後へと風が吹き抜けていく。
「最大風力!」
 さらにダイヤルを目いっぱいに回す。
 すると、至るところに散らばっていたカマキガルの肉片が風に巻き上げられ浮かび上がっていくではないか。
「よし! うまくいった! そのまま俺のもとに集まって来い!」
 大小さまざまなカマキガルの肉片がタカトのもとに集まってくると、背後にどんどんと溜まりはじめた。
 しかも、不思議なことに巻き上げられているのはカマキガルの肉片のみ。
 石や枝などカマキガル以外のモノは、全く吸いあがっていないのである。
 まぁ、だから当然、ビン子のスカートやパンツも無反応……
 少々ムッとしたビン子は不思議そうに尋ねた。
「これって、どういうこと!」
「分かんない?」
「ごめん! 全然分かんない!」
「ふっ! ならば、タカト様、この無知なビン子に是非とも教えてくださいませぇぇと頭を下げたら教えてやらんでもないがな!」
「じゃぁ、いい。別に知りたくないから」
「えっ! ちょっと! ビン子ちゃん! せっかくだから聞いてよぉ~聞いて行ってくださいませぇ~」
「まぁ、そこまで言うのなら、聞いてあげないわけでもないわよ」
「ふっ! ならば教えてしんぜよう!」
「やっぱりいい!」
「あ……ごめんなさい……私めが悪うございました……」
「分かればいいのよ! 分かれば! で、どういう仕組み?」
「あのですね……洗濯物の中には、男物もあれば、おばあちゃんのモノもございますよね……そんな洗濯物の中から美女のパンツだけをより分ける方法はないものかと思案しておりましたら、ひらめいたんですよ。ワタクシ!」
「でっ!」
「匂いですよ! 匂い! 若い女性特有の……」
 ビシっ!
「もう、それ以上言わんでいい! で、カマキガルはどういうことよ」
「だからな! 美女の匂いをカマキガルに置き換えれば、カマキガルの匂いが付いたものだけを選別して吸い取るんだよ! 分かったか! ボケェ!」
 なるほど……確かにビン子の服にはカマキガルの返り血はついていなかった。
 だから、スカートもパンツも吸い取られなかった訳なのね。
 と、今、見るとスッポンポンのタカトがそこに立っていた。
「イヤ~ん♥」
 あっ、そう言えばタカト君の服はパンツも含めて全身カマキガルの血で汚れていたんだったっけ……
 ということで、タカトの背後に出来上がっていたカマキガルのむくろの山の頂上で、一枚のパンツが旗のようにたなびいていた。

「とったどぉぉぉぉぉ!」
 タカトが、山の頂上でパンツを掴んだ腕を突き上げていた。
 それは、登頂困難な山にたどり着いたかのような登山家。
 いや、無人島でサバイバルをしていた某芸能人のようでもあった。
 だが、そんなタカトに顔を背けるビン子が水を差す。
「さっさと、はきなさいよ……」
 そう、満面の笑みで空に吠えているタカトは今、フルちんなのだ。
 ハッ! ハッ! ハクショ~ン大魔王~
 大魔王と呼ぶにはほど遠いイチモツが荒野の風に揺れていた。

「いてぇぇぇぇぇえぇ!」
 そんなタカトが登るカマキガルの山のふもとで、なんとジャック隊長がスッテンコロリンと転がった。
 ――何やってんだ、アイツ?
 フルチンのタカトは、山の上でパンツを履きながら思った。
 だが、タカトの目の前で、再びジャックが滑ってこけたのだ。
 今度は、どうやら後頭部をうったようで……
 ――ありゃ……結構……痛いぞ……
 いそいそと山を下りたタカトは、ジャックに声をかけた。まるで、アホにするかのようにである。
「大丈夫ですかぁ?」
 ジャックは頭をこすりながら大声を上げる。
「これが大丈夫に見えるのかよ!」
「いや、ヨークの兄ちゃんよりも強いと豪語されるジャック隊長なら、きっと大丈夫かなぁと……」
「てめぇ、それは嫌味か?」
「もしかして、嫌味に聞こえましたぁ?」
「大体これは何だ?」
「なんだと言われましても……ジャック隊長が集めろって言ったんじゃないですか、カマキガルの残骸を」
 ⁉
「もしかして、もう、全部、集めたのかよ?」
「はい……それが、どうかしました?」
「いや……ちょっと、早くないか? どうせ、まだどこかに残っているだろう?」
「多分、全部回収できたと思うんですけど……」
「嘘をつくな!」
「なんなら探してみますぅ?」
「オイ! 奴隷兵ども、その辺りに転がっているカマキガルの肉片を探して来い!」
 一斉に奴隷兵たちが辺りを捜索している間に、することが無いタカトは服を着る。
 その横でビン子が不安そうな表情を浮かべていた。

 第92話 第一駐屯地(7) より


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