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令和4年5月11日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!

東洋水産
マルちゃん
TRY ラーメン大賞
名店部門 みそ 殿堂 「大島」
「味噌ラーメン」

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
あぁ、この味、味噌ラーメン屋さんで食べる定番の味だわ!

「大島」という店は東京にあるらしい。
だから、私はこの店に行ったことがない。

だが、この味。感じ的には近くにある味噌ラーメン屋さんの雰囲気によく似ている。
という事は、私の近くの味噌ラーメン屋さんは札幌ラーメンの味噌をベースにしていたでしょうね。
まろやかで、味噌ラーメンと言えばコレっていう感じの味噌なのだ。

ということで、今日は「ベース」つながりのお話を


俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク11+なろう39合計50万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。

 暗く静まり返った広場。
 そんな広場に突然、ギターの音が鳴り響いた。
 ガイヤの指先がギターの弦の上で高速で踊る。

 ジャン!
 ジャッジャァアジャ! ジャン!
 ジャッジャァアジャ! ジャン!
 ジャジャァジャ!
 ジャン! ジャ! ジャジャァジャ!

 超絶技巧の音色がかがり火の炎を激しく揺らし、聞くものの背筋を騒がせていく。

 それに続く高速ドラム。
 激しくゆれるマッシュの頭

 タッ!タァタァタ!タン!
 タァタァタ!タン!
 タァタァタ!タ
 タァン!タァ!タァタ!タ!
 力強いハイテンポドラムが魂を揺さぶっていく!

 アイナが手に持つマイクに力を込めた。

「消え去ぁった~ワタシ! どぉこにいるの!
 く~ら闇の 中から探しだっせ!」

 今度は横の真音子が叫ぶ。

「わたしの~心は気づかれない!
 消えゆく~私は、操れない!」

 ジャ!ジャ!!ジャーんっ!
 それ合わせるようにステージの横からいくつもの光の柱が立ち昇る。

 おぉぉぉ!
 どよめく歓声!
 いつしか広場は駐屯地内の兵士たちによって埋め尽くされていた。

「あれは何?」
 天へと伸びる光の柱を見ながらビン子は不思議そうにタカトに尋ねた。

 タカトは鼻をこすりながら、自信満々に答える。
「へへ~ん! 聞いて驚け! あれは、筒の後方から『スカートまくりま扇』によって圧縮された超高圧粒子を打ち上げたものだ! 名付けて『アイナの光』」

 いつもはタカトの発明を小バカにするビン子であったが、今回は戸惑った。
「ア……アイナの光……」
 その道具にこともあろうかアイナの名前がついていたのである。

 ――なんか……いや……
 ビン子は思う。
 タカトは今まで自分の名前の付いた道具なんて作ってくれたことはなかった。
 それが、最近会ったばかりのアイナのために、こんなきれいな光を放つ道具を作り出していたのだ。

 ――どうして……どうして……私にはないの……
 ビン子はそれとなく、地面に置かれたアイナの光へと手を伸ばした。

 それを見たタカトは突然叫んだ!
「ビン子! 触るな!」

 それを聞いたビン子は、驚き手を引っ込める。
 半べそをかいたビン子の顔がタカトを睨みつけていた。

「ど……どうしてよ!」
 自然にビン子の口から言葉がもれていた。
 それは触るなと言われたことに対する言葉なのか、それとも、自分の名前の道具がなかったことに対することからの言葉なのか、ビン子自身にも分からなかった。

 その顔を見たタカトは一瞬たじろいだ。
 だが、すぐさま言葉をつづけた。
「その超高圧粒子は、お前の手ぐらい簡単に吹き飛ばすぞ!」

「私は! 神だから死なないわよ!」
「馬鹿か! 神だろうが何だろうが! お前はビン子だろうが! ずっと……ずっと……ビン子だろ……」

 ビン子の目からいつしか涙がこぼれおちていた。
 うぅぅぅ
 タカトの胸に顔をうずめたビン子。
 それを優しく抱きしめるタカト。
 超高圧粒子が発する光に照らし出された二人の影が重なっていた。

 ステージの上ではオルテガのベースがしっかりとしたリズムを刻みつづけていた。
 アイナと真音子が、自分の手に巻かれた腕輪に触れる。

 開血解放!

 腕輪から光の粒子が噴出したかと思うと二人の体を包み込む。
 瞬間、二人の衣装ががらりと変わった。

 只今、ビン子を抱きしているタカトに代わって説明しよう!
 この腕輪は、タカトが作った物質格納道具『エロ本カクーセル巻』である。

 男性諸君は、今までの人生で思ったことはないだろうか?
 ベッドの下に隠したムフフな本が、母親に見つかってしまうのではないだろうか?
 または、
 トイレの中で、しまった、別の本を持ってきてしまった!
 などということを……

 ハイ! そんなお悩みを解決するのが今回ご紹介する『エロ本カクーセル巻』。

 この道具は、物質を粒子状に変換し、巨大クジラの胃袋から作り出した異次元空間に格納できる代物なのです。
 この腕輪を身に着けることによって、いつでもどこでもムフフな本を読むことができるのだ。
 その格納量は魔装装甲など一揃いは余裕よヨッチャン!
 あれ……これはまるでエメラルダの黄金弓が使っていた2.5世代の魔装装甲をしまっていたのと同じ仕組みじゃないか!

 ねぇ! タカト君!
 って、今、それどころじゃない……あっそう……

 タカト君、抱きしめたビン子に口づけをすべきかどうか悩んでいる最中なんだって……
 もう、ぶちゅーって行けよ!
 すでにオレテガと口づけしたんだから、できるだろ!

「「私は‼悪夢をさっまよぅ‼」」
 光の柱にどよめく会場をアイナと真音子のツインシャウトが切り裂いた!
「「頭に響く叫びでぇ~」」
 いまや周囲の観衆たちのテンションは最高潮に達していた。
「「私の心! 壊れていく!」」

 その最前列でコウテンの腕が大声とともに天へと突きあげられた。
「X!」

 アイナがシャウトで応える。
「奪ってみろッ!」

 観客たちも大声で叫ぶ。
「X!」

 真音子が応える。
「選んでみろッ!」

「X! 全て捨てさあってぇぇぇぇ!」」

「X!」
「消えてやる!」

「X!」
「殺してやる!」

「X! 私は誰だぁぁぁ!」」
 わぁぁぁぁぁ!

 大歓声とともにコンサートは成功に終わった。

 ……かと思われた。

 第569話 こいつらマジすげぇ! より

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