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令和4年7月22日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!

NISSIN
日清やきそば U.F.O.
「ペロリ」
バター香るたらこ味焼そば

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
モチモチィ~

私の感覚では、この食感がモチモチって感じなんだよな。
程よい弾力。
しっとりとした感じ。

だから、サッポロ一番の新製法がモチモチといっても、なんか微妙に違うような気がするんですよね。
まぁ、あくまでも私個人の感覚ですけど。

ということで今日は「ペロ」つながりのお話を!

エピソード0 Lv1のモンスターしかテイムできないと言う理由で追放されたが、どうやら俺はモンスターを進化させることができるようでスライムが幼女になっちゃた、でも、俺のパンツを下げるのやめてくれ!

 いつしか、俺は、学校近くの橋の下に立っていた。
 夜明けとともにうっすらと昇る日の光が、しだいにまわりの草花に色を付けていく。
 少々黄色をおびた光が、葉の上のゆれる水滴に反射する。
 目の前にはアリエーヌのタオルが転がっていた。
 そして、それは少々小さな山を作っていた。
 ほんの握りこぶし一個ぐらいの小さな山だ。
 ペンギンは、そのタオルの山の横で、魚を吐き出すと、タオルの山をゆっくりと口ばしでつついた。
 しかし、山は動かない。
 俺は、そっとタオルをめくった。
 そこには、小さな子犬がびしょぬれで丸まっていた。
 俺は、咄嗟に手をのばす。
 しかし、冷たい……
 もう、硬くなった体は、動かなかった。
 お前、こいつを助けようと思ったのか……
 俺の唇が小さく震えた。
 誰かに助けを呼ぼうと頑張ったのに、その声は誰にも届かなかったのか……
 ごめんよ……気づいてやれなくて……
 いつしか、俺の目からは大粒の涙がとめどもなくあふれ落ちていた。
 俺は、そっと子犬の体からアリエーヌのタオルを外すと、ズボンのポケットにしまった。
「寒いからな……」
 その代わりに、身に着けていた制服を脱ぐと、それで子犬の体を包み込む。
 橋のたもとの土を掘り、そこに制服に包まれた子犬の体を埋めた。
 ペンギンが持ってきたサバやアジとともに。
 きっと、ペンギンは、この子犬が腹を空かせて元気がないと思ったんだろう。
 ご飯を食べればきっと元気になれる……
 そう思ったのかもしれない。
 大丈夫……大丈夫……天国できっと嬉しそうに食べてるよ……

 そうまでして取り戻したタオルである。
 そういえば、あのペンギン、気づいた時には、いなくなっていたな……

 そのアリエーヌが、今、俺にお気に入りのタオルを差し出していたのだ。
 だが、アリエーヌは目を合わさない。
 ふてくされたかのように目をそむけて口をとがらせている。
「おっ……ありがとう」
 俺は、そういうと、そのタオルで顔をぬぐった。
 タオルからほんのりと香る石鹸の香り、それとともに、懐に入れていたせいかアリエーヌの匂いも混じっている。
 うん、間違いない! これはアリエーヌの香りだ。
 俺の犬のような鼻が間違えるわけはないのだ。
 拭き終わったタオルを、アリエーヌに返した。
 アリエーヌは受け取らない。
「違うのじゃ……それで……その……お前のあれを隠すのじゃ……」
 顔を真っ赤にしながらつぶやく。
 その様子を見る俺。
 可愛い……
 でも、いいのか、俺の下半身をこのお気に入りのタオルで包んで、汚いとか思わないのか?
 俺は、念のために確認した。
「いいのか? ほんとうにいいのか? なにかネバーとしたものがつくかもしれないぞ? 例えば納豆とか!」
 アリエーヌはうなずいた。
「後で、洗って返してくれたのでいいから……」
 それでいいのか……
 よかった!
 クリーニングとか言われたらどうしようかと思ったよ!
 本当に!
 俺は、さっそく腰にタオルを巻いた。
 ……………………
 ………………
 …………
 ……
 ……
 ……
 届かない……

 タオルの端と端が届かないのである。
 これではずっとタオルを持ったままではないか。
 これから、魔王【ドゥームズデイエヴァ 】との決戦に臨むというのに、両手が使えないのは非常にまずい。
 だが、すでに腰に巻いた手前、アリエーヌにこのまま返すのはいかがなものか?
 だって、先端がこすれちゃってるんですよ
 ……タオルに
 うーん、こしょばい!
 だが、何とかしないといけない。
 このタオルを装備するにはどうすればいいのだ。
 俺は騎士養成学校中等部主席!
 頭脳はおっさん! 体は子供!
 迷短茎! ヒイロ! いや、今はマーカス!
 俺がペロンと! 解決よ!
 チーン!
 届かぬなら、届けて見せようチンタオル
 要は発想の転換ね。
 俺はふんどしのようにタオルを股関節に通すと、右腰に回したタオルの端とぐるりと結んだ。
 後はタオルを平らに伸ばして、全体を優しく包めば、ハイ! 完成!
 タオル片巻きふんどし!
 どうだ!
 ヤー!
 手を離した瞬間、タオルが右足を伝ってずり落ちた。
 あれ?
 イケると思ったのに……

 見かねたグラスが、自分のタオルを出してきた。
 ウン、2枚あれば大丈夫だね。
 俺は二枚のタオルを結ぶと腰に巻き付けた。
 さぁ! 魔王【ドゥームズデイエヴァ 】との最終決戦だ!
 長かった……

 四人の女の子たちは声を合わせて叫んだ。
「わらら王国公認アイドル【チョコットクルクルクルセイダーズ】!」
 腕を颯爽と回しポーズをとる。
「いたずらする子はお仕置きじゃ!」
「俺が快楽の淵に落としてやろう!」
「くるくるクッキーにしてあげる!」
「3.1415926……」
 全くそろわない4人であった。

 というか……いつからアイドルになったんですか!
 魔王討伐はもうどうでもいいんかい!

 第41話 届かない思い(3) より

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