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【番外編】コロナの落とし穴に引っかかった話。

今回初めてコロナ感染をしたのですが、その際に思わぬ落とし穴があり、人が人なら一大事だったこともあるので自戒の念も込めて残しておくことに。まさに「高熱=コロナ」という #思い込みが変わったこと に当てはまるものだった。

コロナ発症〜特定

ことの発端は4/7(木)、朝からあまり具合が優れない。熱を何度測っても平熱なので普段通りに仕事をする。前日までバタバタで睡眠時間が少なく定点観測の発信も遅くなるほど立て込んでいたという思い込むことがあった。なので、寝不足だもんなぁ、疲れが溜まってたのかなというくらいの認識でいた。午後、少し昼寝でもしようかと思って休んでいても、どうにも疲れの質が違う気が。ただ、13時になっても熱は平熱。ただ、なんともしんどい。

そこで15時ごろに再度熱を測ると37.7℃。管轄行政機関のコロナ相談窓口に連絡してみたところ、医療機関を受診するように案内される。自宅住所を告げると近隣の医療機関を3つ教えてもらえた。ただ、時間は15時。既にどの病院も予約いっぱいで明日に改めてほしいとのこと。

念のため自分でも調べながら電話をかけた。

すると少し離れたところの病院が見つかり、連絡すると当日診療可能とのことで予約・受診。検査の希望を聞かれたため、抗原検査とPCRを両方受けることにした。「抗原検査で陰性ならPCRも基本は陰性ですけどね・・・」と言われるも気にせずお願いする。

30分経過後、抗原検査は陰性となったため「発熱してから2時間なので難しいですよね・・・」と謎の励ましを受け、解熱剤をもらって帰宅。解熱剤を服用し、一眠りする。熱は順調に上がっていき、40度を超える。水分もほとんど摂れないながらも、熱でのたうち回る。ここらへんはもううろ覚えなほど。解熱剤を飲みながら対処を続けて、翌日。15時くらいには連絡入れられるかなーと言われていたが、特に連絡がないので病院に電話をしてみるも、まだ結果が出てないとのこと。結局18時過ぎに「陽性」の連絡を受ける。コロナ生活の始まりである。

コロナ特定〜下がらない熱

今回、コロナ特定後から酸素濃度を計測していたのですが、特定翌日には99%前後だった動きが、一夜明けると95%あたりを前後することになっていたため、再度受診をすることに。

その際、他に気になることとして他の部位の不調は伝えたものの、尿検査をしても異常はなさそうなのでと帰されていました。意識はありながらも、水分だけは取るようにして翌日を迎える。

解熱剤の効果からの地獄

土曜日。コロナ発症から3日目。深夜に目覚めて41℃からの解熱剤服用までの時間を数えて1〜2時間悶え、なんとか服用できる時間になって眠りにつく、の繰り返し。朝になっても復調せずで同じく解熱剤を服用するが、10時くらいになんと熱が37.8℃まで下がった。身体も軽い。余裕ができたことで少し風呂に入りたくなる。ぬるま湯に浸かり、汗や汚れ、そして疲れを落とす。この時には余裕ができたので歯磨きもできた。感動で震えたことを覚えている。風呂上がりにさっぱりして、心地よい風を浴びながら眠りにつく。15時過ぎ、猛烈な寒気に襲われて目が覚める。身体の震えが止まらず、水もこぼすほど。なんとか体温計を手にして計測すると41.5℃を記録。酸素濃度は90%を切る。震える手でなんとかスマホを操作して、初診でかかった病院に連絡するも連絡つかず。結局119番に連絡することになり、救急隊の方に対応してもらう頃には94%まで回復。部位の不調のことも念のため伝えると、搬送先の病院で血液検査を実施してくれた。

熱の原因特定

検査後、明らかな炎症反応が出ており、即座に抗生物質の投与が始まった。熱の原因というものは大小様々で、一般的な風邪でも熱が出ることはもちろんある。そしてコロナは高熱の原因とされているため、「高熱=コロナ陽性」はセットで考えられるので、強く訴えないと他の検査をしないことも当然あるとのこと。つまり、炎症反応があったとしても見過ごされてしまい、高熱が続いてしまい、合併症のリスクが高まってしまって手遅れになってしまうこともあるのだろうということを学んだ瞬間だった。病院では特に治療もなく、服用だけして、帰ることに。

帰宅までの一幕

その際、コロナタクシーでも使って帰ろうかと思っていたが「保健所に相談するので待っててください」といただく。タクシーだと確実だが、数万円請求されてしまっても大変だろうとの気遣いのため。保健所の取り組みはしっかりしていて、民間救急車を出してもらえることになった。1時間後に改めて来てもらえるとのことで、寝ながら待機。熱は39℃まで下がったものの、酸素濃度は92%。心配になったが、声も出せないほどに辛い。なので、何かあった時には処置はしてもらえるだろうこともあるため、一先ずは寝ながら待つ。そして、救急車の到着が分かったタイミングで医者を呼ぶ。ただ、そこに応えたのは看護師で「酸素濃度?座って深呼吸してください。ほら、94%まで戻りましたよね。支度してください」との対応で、この看護師の対応だけは一生忘れないと思う。

帰宅からの入院

帰宅後、改めて寝込むが、抗生物質を服用した安心感もあり、熱は40℃でも精神的に楽になる。朝になり、熱は38.5℃まで下がり、走り出したくなるほど。とはいえ、療養していると病院から電話があり症状のヒアリング。そこで前日の緊急搬送や、酸素濃度が上がらないこと、他の炎症が起きていたことなども含めて総合的に判断し、一度入院の打診をすることに。その後、保健所からも連絡が入るも「状況が状況だけに入院した方がいいと思います」とのことで、病床の空きを確認することに。その後、無事に空きが見つかり、見事にコロナ患者として入院することに。

それにしても保健所や医療機関に伝えられるシステムは記録が残るが時間帯が表示されないことに当面気付けなかった。後日改めて「何時に入力しました?」というやりとりがややこしくなるため、途中から備考に記録した時間を書くようにした。そこは勿体ないなーと。

入院〜症状回復

入院後も熱は38.5℃程度、酸素濃度は93%ほど。驚いたのは、ベッドに寝たままレントゲン撮影ができるようになっていたこと。そして、Wi-Fi環境も整っていたことから、入院しながらもTwitterやnoteの更新ができたこと。症状が悪化している時には市場の状況も何も見ることができない状態が続いたからこそ、ロボアドのように自動運用してもらえるメリットは出るのだなと。そのためにも、しっかりと運用実績があるところに頼みたいので、定点観測をしっかりと続けて長期で苦しむ方々にもより良い情報が提供できるようになれるのではと期待も高まった。

コロナ感染時に気をつけるべきこと

周囲でもコロナ感染は珍しいものではなく「熱は2-3日続いたけど、すぐ良くなったよ」というのが共通見解だった。年齢、性別問わずで皆既往歴もなく健康体。同じ条件に当てはまる自分がまさか重症化するとは思いもよらなかった。結局のところ「コロナ⇨炎症⇨炎症抑制⇨コロナ継続」という状況だったと説明を受けたが、コロナは単なるきっかけだったのでは?という疑念が拭えない。結局のところは抗生物質投与により回復したのだが、身体のちょっとした違和感(いつもと違う症状、痛みなど)がコロナ発症時に出るとされる各種症状と当てはまらないことを伝えるのは中々難しい場合もある。何せ「高熱の原因はコロナですもんね」とされてしまうため。
また、今回私は体力がある方なので大事には至らずに回復傾向にある訳だが、身近な人が高熱を出した際に、伝えることを戸惑ってしまうような方が同じような症状になっていないか、注意をしてほしいと思って書き記すことにした。

そんなわけで、近々退院です。

#思い込みが変わったこと

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