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八年前の私と神保町の話

今日も起きれました。

なんか今日は超疲れているなぁって感じです。
本当それだけなんですけど。

さて、今日は面接のために神保町に足を運びました。
面接の方は正直手応えがなかったので、落ちたかなぁという感じですでに切り替えモードです。
しかしです。
そんな帰路に着こうとした瞬間、ブワッと脳裏にいろんなことが蘇ってきました。

今回、神保町という町に降り立ったのは人生で二回目になります。
一番最初にあの場所に行ったのは、高校二年生の時、つまり8年前になります。
あの時の私はすでに私大文系に行きたい!と決めており、その中でも明治大学に行きたいと思っていました。

父親と一緒に朝一の新幹線に乗り、明治大学のオープンキャンパスに行きました。
当時の私の中で『東京』は、テレビの中だけの世界でした。
ものすごいオタクだったんで池袋とかには行ったことがありましたが、正直御茶ノ水……神保町に好んでいこうみたいな地方の女子高生は多くはないんじゃないかと思います。

だからものすごい不思議な町だと思いました。

人が多くて、楽器屋がずらっと並んで、高い建物が大学で、ご飯屋がたくさんあるのに本屋も沢山あって。

オープンキャンパスでは高校生向けの授業があって、文芸メディア専攻の授業を観に行きました。
そのあと学食で醤油ラーメンと一緒にキラキラのゼリーを買って貰いました。そしてすこしだけ神保町を覗いて、当時めちゃくちゃ広かった三省堂の中を覗いて……。

全部思い出しました。
来たことなんてすっかり忘れていたのですが、あの神保町から駅への大通りを見た瞬間、全部蘇りました。
あの頃の自分は、入りたい大学に入れるものだと思っていたし、小説家になれると本気で思っていた。
25才の自分がまさか引きこもりのニートで、正社員にならずにバイトを探しているんだなんて思いもしなかった。
あの万能感。
あの自己肯定感。
私がここ数年で失ったものばかり。
私の入れなかった大学に通う私より若い子を見て、もの凄く感傷的な気持ちになりました。

それでも私はとにかく生きていく。
とにかく生きていかなきゃいけない。
……と、思った次第です。
まぁバイトはまた探します。
なんとかなるでしょう。

それより、適当に入った洋食屋さんの手ごねハンバーグが美味しかったです。

そんな感じです。
それではおやすみなさい


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